【ブッシュクラフト】自然の着火剤、フェザースティックを作ろう!

キャンプ
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こんにちは、アウトドアブロガーのyutaです。

今回はフェザースティックについての記事を書こうかと思います。

 

皆さんフェザースティックって知ってますか?もしくは聞いたことがありますか?

 

フェザースティックはナイフと、薪で作る自然の着火剤です。

フェザースティックを作れるようになれば、市販の着火剤を買わなくてもいいですし、着火剤代わりに牛乳パック(可燃性は牛乳パックの方がありますが)やティッシュペーパー等をキャンプ場に持って行く必要もなくなります。

 

牛乳パックに関する記事はコチラ牛乳パックは着火剤やまな板になるキャンプ道具だ!!

 

また、フェザースティックはナイフでなく、鉈でも作ることができ、薪割りとフェザースティック作りを兼ねることもできます。

鉈に関する記事はコチラ(焚火で大活躍。鉈を使ってキャンプを楽しもう!!

 

フェザースティックを作れるようになれば、キャンプ場への荷物が減りますし、なによりフェザースティックを作るということは、ブッシュクラフトの要素があり、自然を楽しむという意味でも楽しいんです。

フェザースティックを黙々と作る作業は、薪を割る作業にも似ていて、アウトドアが好きな人はハマると思います。

 

フェザースティックとは

 

フェザースティックは簡単に説明すると、冒頭でも書いたとおり、自然の着火剤です。

 

単語を英語にすると、「フェザー=羽毛」「スティック=棒」なので直訳すれば「羽毛の棒」となります。

また、薪をナイフ等で薄く削っていき、削った木片がクルっとカールして薪の周りに付いている様子が鳥羽状に見えることから「フェザースティック」と言われています。

 

キャンプで火を起こす時は、フェザースティックを着火剤にして、小枝や松ぼっくり等に火を移しながら大きくして大きな薪に火を移すことになります。

フェザースティックはブッシュクラフトの技術としても重要になります。

 

ブッシュクラフトとは 

  • ブッシュクラフトとはキャンプへ持ち込む道具を必要最低限に押さえ、自然の中の素材を利用して工夫しながらアウトドアを楽しむ究極のキャンプスタイル のことです。

 

ガスバーナーやガストーチ等をキャンプに持ち込んで火を起こしても簡単で良いですが、ブッシュクラフトの技術を使って火起こしから始めれば持ち物も少なく、まさにこれぞキャンプ!という気持ちも味わえます。

 

また、ナイフと木があれば色々な場所でキャンプができる!という自信もつきますね!

 

フェザースティックに適した木の種類ですが、燃えやすさ、火がついてからの持続性、削りやすさを考えると広葉樹よりも松やスギなどの針葉樹をおススメします。

 

最初は割り箸から練習を始めよう

フェザースティックはナイフで薪の表面を薄く削って作りますが、いきなり行うと、手を傷つけるかもしれないので、危険です。

自分も小さい頃、興味本位で父親のキャンプナイフをコッソリ持ち出して木の棒を削っていたら指をスパッと切ってしまいました。本当に気を付けましょう。

  

フェザースティックを作るには、まずは家で割り箸をナイフで削る練習から始めましょう。慣れてきた頃に、少しずつ木を大きくして、薪に挑戦するようにするのがよいです。

 

鉛筆をカッターナイフで削るのを小学生位にやりませんでしたか?同じ要領で行えばうまくできると思います。

 

薪はホームセンターや道の駅で買えたりしますが、長さは30cm程度、太さは一辺3.0cm程度に小割して角を削ってカールを作りましょう。うねりや巻きがなく、虫食いや節のないものを選ぶと作業もしやすく、キャンプ場でも使い勝手がいいはずです。

 

フェザースティックに適したナイフ

 

あまり気にしなくても良いかもしれませんが、薪を削るナイフのブレード(刃)の形状も重要になります(自分はあまり気にしていませんが、使いやすさは変わってきます)。

 

一般的にアウトドアで使われるナイフは次の3種類に分けることができます。

  1. 刃の背から刃先にかけて緩やかな曲線を描く“コンベックスグラインド”
  2. 刃の部分のみ削られている“フォローグラインド”
  3. 刃の背から刃先にかけてまっすぐ削られている“フラットグラインド”

 

フェザースティックを作るのには1.の「コンベックスグラインド」が向いていると思います。

 

特にモーラナイフ等が使いやすいと考えている人が多いみたいです。実際モーラナイフはフェザースティック作りに向いていますし、特に、

小さくて取り回しやすい・力を伝えやすいナイフが向いています。

 

フェザースティックの応用

着火剤にはフェザースティックを使い、小枝等に火を移しながら、徐々に大きな薪を燃やすことになりますが、火を移す薪へフェザースティックの技術を応用するとより簡単に火が移ります。

フェザースティックのように、薪に切れ目を入れましょう。

 

簡易型のフェザースティック

 

自分はキャンプで薪を鉈で割って作る時に、種火から火を大きくする火移し用の薪も作ります。

その時薪に鉈で斜めから傷をつけて短いカールを作るようにしています。タイミングよく、鉈でカッカッカッカッという感じで、薪の下から上へ鉈で切れ目を入れるんです。

 

そうすると、カールから火が移りやすく、空気も触れやすくなって簡単に火が大きくなります。フェザースティックは作るのに少し時間がかかりますが、この方法ならば短時間でできる為、時間短縮にも便利です。

簡易型のフェザースティックともいえます。

 

フェザースティック作りは始めると楽しいのですが、フェザースティックはあくまで火を起こす技術なので、フェザースティックを作ることを目的にしないように注意しましょう。

作ることが目的になると、それだけでかなり時間を使ってしまいます笑

 

まとめ

 

フェザースティックについて記事を書きましたが、いかがでしたでしょうか?

フェザースティックを作れるようになれば、着火剤を用意する必要もなくなり、さらに本格的なキャンプの気分を味わうこともできます。

 

さらに友達とキャンプに行った時も「すごい」と思われること間違いなしだと思います。

 

今までフェザースティックを作ったことがない方は、今度キャンプへ行く時はに是非フェザースティックを使って、よりキャンプを面白くしてみてください。

 

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本日の記事は以上になります。最後まで読んでいただいてどうもありがとうございました。

 

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