ロードバイク・クロスバイク・マウンテンバイクの特徴と違いのまとめ

ロードバイク・クロスバイク・マウンテンバイクの違い 自転車
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自転車の中でもフィットネスなイメージが強く、いわゆるカッコいいスポーツバイクといえば、ロードバイク・クロスバイク、マウンテンバイクの3種類です。

 

しかし、この3種類具体的に何が違うか知っていますか?

この記事ではそれらの特徴と違いを紹介します。

 

ロードバイク

ロードバイク

 

シンプルな設計で車重が軽く、20~25㎜の細めのタイヤを装備しているものが多いです。

スポーツバイクの大カテゴリーの中で、最も前傾姿勢が深くなるように設計されているバイクです。

ハンドルの形状が下に湾曲している「ドロップハンドル」が特徴の1つで、このハンドルによって前傾姿勢が深くなるよう保たれます。


スピードを出しての走行や、100km以上の長距離サイクリングや坂道が得意で、レーシング的な見た目ですが、乗りなれれば街のりも問題なく使用できます。

タイヤが細く、ハンドルがとられてしまうため、砂利道などの荒れた路面にはあまり向いていません。

 

■価格  8~200万円

■重量  6~10kg

  

長所

自転車の重量が軽く、また、タイヤが細いので路面抵抗が少ないことにより、小さな力で速く快適に進みます。

また、シフトチェンジを行う変速機なども非常に精密にできておりギアチェンジの精度が高いです。

 

とにかく長距離を速く快適に乗りたい人に向いています。実用だけではなく、休日のロングライドやグルメライドなど娯楽としても使えるので人気があります。

1日で100km以上の距離でも比較的楽にクリアできます。

 

短所

タイヤが細い分、段差などの衝撃に弱く、パンクしやすいので修理キットの携帯は必須です。

他の自転車に比べて車体価格が高く、精密にできているパーツは定期的なメンテナンスと交換が必要になってきます。

 

高価なので盗難被害にもあいやすいので防犯用品を整えたり、家の中で補完する必要があります。

また、メンテナンスなど車体以外にもなにかとお金がかかります。

 

クロスバイク

クロスバイク

 

近年登場した、ロードバイクとマウンテンバイクの良いところを抜き出したハイブリッド型の自転車。

車重の軽めの車体に、ロードバイクよりも太め28~35㎜のタイヤを装備したものが主流です。

 

サスペンションのついたマウンテンバイク寄りのものや、ロードバイクの変速機を搭載したモデルなど、用途に合わせた様々な仕様のものがあります。

荷台や泥除けなどのアクセサリーを装備できるものが多く、街中移動や中距離(20~50km程)のサイクリングで活躍します。

 

ロードバイク並みの高速走行や、マウンテンバイク並みのトレイルは難しく、ハイブリッド型ならではの器用貧乏な面もありますが、通勤や軽い運動の街乗りには最も適した乗りやすい自転車です。

 

■価格 4~15万円

■重量 9~12kg

 

長所

タイヤはロードバイクに比べてやや太いのでパンクの可能性が低く、乗り心地はよくなります。しかも、ママチャリよりは細いタイヤで舗装路を楽に速く走れます。

また、ハンドルが一文字のフラットタイプなのでロードバイクの前傾姿勢などとは異なり、楽な姿勢で乗ることができます。

 

スポーツバイクの中では価格も安いので購入しやすく、参入しやすいのも大きなメリットです。変速機もしっかりした製品なので気持ちよくシフトチェンジできるでしょう。ロングライドも50km超くらいであれば行けます。

 

通勤や軽いフィットネスに最も適したスポーツバイクです。

 

短所

ママチャリに比べるとパンクしやすいので出来ればパンク修理キットは携帯した方がいいです。ママチャリと同じレベルのメンテナンスを考えて乗り始めると、パンクやトラブルで思いのほかメンテナンスが必要になり、少し困惑します。

  

また、ロードバイクより少し重いのと、空気抵抗を受けやすいので走行性能はやや落ちます。良くも悪くも中途半端な性能ではありますが、ママチャリやマウンテンバイクよりは格段に速度も出ます。

 

マウンテンバイク

マウンテンバイク

マウンテンバイクは荒れた路面や山道も乗り越えられる太いタイヤと、頑丈なフレームとパーツが特徴的なバイクです。


得意なシーンは名前の通り山道や、砂利道等の未舗装路、いわゆるオフロードコースです。

 

路面の振動を吸収するためのサスペンションがフロントフォークやサドル下に取り付けられているものが多いですが、得意とする路面状況によりサスペンションなしのフォークを装備しているモデルもあります。


重量が重く、タイヤの接地面が広く抵抗も大きいのでスピードを出しての走行や、登り坂はあまり向いていません。

■価格 4~100万円

■重量 9~15kg

 

長所

太くてゴツゴツしたタイヤと、柔らかさを調整可能なサスペンションが前後に付いているので、デコボコで荒れた路面も難なく走れます。

普通の路面であればパンクはまずしません。リヤには大きいギアが付いているので急な山の坂道も登りやすいです。

 

スポーツバイクなので結構快適に乗れますし、太いタイヤ、頑丈なフレームのため、100kg以上の人が乗ってもビクともしません。

 

短所

太いタイヤは路面抵抗が大きく重くなるので、整理された路面での走行はクロスバイクとロードバイクにかなり劣ります。

特に山道などのオフロードコースを走らないのであれば、ロードバイク、クロスバイクの方が乗りやすいためおススメです。

 

ただ、ごつごつした独特のデザインのため、外見が気に入るようであればファッションとして乗るのにおススメです。

太いタイヤ、頑丈でしっかりとしたフレームのため、バイク自体の重さもロードバイク、クロスバイクよりも重くなります。

 

【まとめ】ロードバイク・クロスバイク・マウンテンバイクの特徴と違い

自転車

 

ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクは特徴が大きく異なるので、用途毎に考えて購入する必要があります。

それぞれの特徴をまとめると次のとおりです。

 

■ロードバイク

 高速走行、100km超の長距離走行、坂道が得意。未舗装路は不向き。舗装されたコース等を快適に走りたい人向け。

■クロスバイク

 街中走行、中距離(20~50km程)が得意。価格も高すぎず購入しやすい。車体性能はロードとMTBの中間位。趣味の街乗りや通勤などで使え用途が広い。

■マウンテンバイク

 未舗装路走行が得意。タイヤの抵抗面が大きいため重く、高速走行、坂道は不得意。重量はあるが頑丈な自転車。オフロードコースを走りたい人には非常におススメ。 

 

バイク別の違いは以上になります。用途別に合わせて選択し、有意義なバイクライフを送ってください。

本日の記事は以上になります。最後まで読んでいただいてどうもありがとうございました。

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