９月が終わり、１０月以降になってめっきり秋になってきましたね。
台風の到来もなくなり、本格的に夏も終了したという感じです。
一般的に７～９月の夏の間にキャンプをするという人が大半だと思いますが、秋のキャンプもとっても魅力的で面白いんです！
また、最近はキャンプ道具も進歩し、少し肌寒くなってくる秋、冬でも簡単に楽しめるようになっているので、「秋キャンプ」、「冬キャンプ」が注目されているようです。
自分はオールシーズン、夏でも秋でも冬でも春でも関係なくキャンプに行きますが、季節ごとにそれぞれの楽しみ方があります。
先日、キャンプへ行ってきましたので、その時の様子と秋キャンプの魅力や楽しみ方について書いてみようと思います。
秋キャンプの魅力とは
キャンプのイメージは夏ですが、それ以外のシーズンのキャンプも魅力があっていいものですよ。秋のキャンプの魅力をいくつか紹介しようかなと思います。
気温が高くないから汗が出ない
夏は気温が都会３５℃以上、比較的涼しいはずのキャンプ地でも２５～３０℃になり、テントの設営作業をしていると汗がダラダラ出てくる・・・・・という状況になります。
一方、秋のキャンプはそこまで暑くないため作業をしていても汗が出ませんので、快適に作業等をすることができます。
程よい涼しさも感じながら、作業をすることができます。
キャンプの予約が取りやすい＆区画が空いている
秋は一般的なキャンプシーズンから外れてくるので、キャンプ場も結構空いています。
８月に少し名の知れたキャンプ場とか行くとキャンプ場がテントだらけとかいう状況が結構ありますからね。
最近はキャンプブームがリバイバルされていますが、その影響もあり、夏場のプールのような込み具合になることもあります。
夏場のキャンパー層はファミリー、友達同士等が多くなっていますが、秋になってくるとそれらの層は減り、ソロキャンパーやガチキャンパー層が多く残ってくるので、キャンプ場が結構空いてきます。
ガチキャンパーやソロキャンパーは多くなりますが、別に高価な道具は持っていなくても秋でもキャンプをしたい！という人であれば問題なく飽きもキャンプを楽しむことができます（自分もそんなに高価な道具は持っていません）。
秋のキャンプは利用者もが少なくなり、キャンプ場の解放感を十分に感じることができておススメです。
虫が少ない（特に蚊がいなくなる）
夏に比べると、虫・・・というよりも蚊がいなくなります。
夏場も高地のキャンプ場であれば蚊はいないですが、少し平場のキャンプ場だと蚊が出ることがあります。
しかし、蚊のシーズンは一般的に９月頃までのため、１０月になると一切蚊がいなくなります。
そのため、虫よけ道具を持って行く必要もなくなります。
蚊以外にも地面、空中の虫が格段に減ります。自分は虫がダメな人間ではないですが（蚊は嫌いですが）、それでも虫を目にしない方がキャンプはなかなか快適です。
焚火が良く燃える
夏に比べて湿気が減り、乾燥するので、薪や小枝がよく燃え、焚火が良く燃えます。
また、夜の焚火も夏とは違って少し肌寒い中での焚火となり、いつもと違った夜を過ごすことができます。
夜も夏のキャンプとは少し違い、肌寒さと焚火がとてもよく合います！
紅葉がとてもきれい
夏は木の葉が緑色ですが、秋になると紅葉がとてもきれいになります。
夏のキャンプとはイメージもガラッと変わり、夏にやるキャンプは「動」のイメージですが、秋のキャンプは「静」のイメージになります。
景色や空気感もガラッと変わるのでおススメです。
秋のキャンプで気を付けること
秋のキャンプは夏のキャンプと違った魅力もたくさんありますが、気を付けなければならないこともあります。
いくつかのポイントを押さえながら楽しいキャンプを過ごしましょう！
夜が寒い
昼は大丈夫ですが、夜になると結構肌寒くなります。
昼間は半袖で涼しいと思いながら過ごしていても、夜焚火をしながら寒い！なんてことが起こります。
必ず長ズボンに、長袖の服を着るようにしましょう。少し暑くなるかも、と思うくらいの服装が一番安心です。仮に暑ければ脱げばすみますが、寒い格好ではどうしようもなくなります。
更に眠る時は焚火もないので、さらに寒くなる可能性もあります。しっかりとテントの底にシートを敷いて地面の空の冷気を抑え、冬も対応できるようなシュラフ（寝袋）を用意しましょう。寒いとマジで眠れなくないうえに、かなり体力を消耗します！
自分の場合は、長袖の服、冬対応のシュラフ、さらにシュラフの上に被せる毛布を１枚持って行きました。
毛布が１枚あると快適度が格段に違うので、秋キャンプへ行く際は持って行くことをおススメします。
逆にしっかりと用意をすれば暑い夏のキャンプよりも、温度調節が上手くいって快適に眠ることができます。
暗くなるのが早い
夏よりも暗くなるのが早いため、夕方遅めにキャンプ場へ行ってテントの設営を始めよう、なんて考えていると真っ暗の中で作業をやらなければならないことになります。
更にその後、夕飯の準備で食材の準備、火起こし・・・・となると暗いのでどこに何を置いたか分からなくなって上手く進まない、なんてことになります。
先日のキャンプでは自分達のグループは午後４時に着いて、１時間でテント設営、夕食準備をしたので薄暗い中で午後５時３０分位から食べ始めることができましたが、その後、午後５時３０分過ぎに来たグループは真っ暗闇の中でテントの設営をしていました。
しかも、タープまで作っていてなかなか感心したものです。
秋のキャンプの際は必ず午後５時過ぎ頃までにはテント設営、夕食の準備も終わるように心掛けましょう。食べ始めるのは午後６時位でもそれまで焚火等で時間を使えば有意義に過ごせますよ！
朝食は温かいホットサンドがおススメ
今回のキャンプでは朝食に焚火を使ってホットサンドを焼いて、さらにお湯を沸かしてインスタントの豚汁を飲みました。
朝も火を起こして小枝に着火、薪を入れて焚火をします。その中に直接ホットサンドメーカーをいれてホットサンドを作り、それからクッカーを入れてお湯を沸かします。
キャンプの朝食にツーバーナーを使う人もいますが、自分的には火を起こしてその中に器具を放り込む調理方法がキャンプらしくて好きです！器具に良い感じに火で焼けた跡がザ・キャンプ道具という感じで気に入ってます。
ちなみにホットサンドの中に入れるソーセージは、事前にホットサンドメーカーの片方をフライパン代わりにして焚火で焼いてからパンに挟みましたよ。
ホットサンドがいい感じで焼けました。お皿はイケアで買いました！
秋のキャンプは夏のキャンプとは違った魅力があり、とてもおススメです。皆さんもぜひ秋キャンプへ行ってみてください！
コメント