夏のアウトドアは外の気温がかなり高くなります。
近年では、最高気温が40℃を超えることも度々あり、夏は本当に暑い。
標高の高い場所でキャンプなどをする場合は別ですが、近くの河川敷でバーベキューをしたり、標高の高くない場所でキャンプをする時等は気温も結構高く暑いものです。
そして、そんな時のみならずアウトドアで必ず持っていく食材や飲み物を冷やすための道具クーラーボックス!
今回の記事では、そんなクーラーボックスを上手に使う方法を紹介します!
アウトドアに適したクーラーボックスとは?
アウトドアをするときにクーラーボックスは必需品ですが、クーラーボックスの種類はとても多く、どれを買えばよいのか非常に悩むところです。
容量だけでなく、ハードタイプかソフトタイプかも考えなければなりません。
自分の経験をもとに紹介したいと思います。
容量に応じた用途とは
クーラーボックスには様々な容量がありますが、大まかな目安に分けて紹介します。
1泊2日としたクーラーボックスの参考容量は下のとおり。
60L前後:大人4~5人
50L前後:大人2人〜3人+子ども2人
40L前後:大人2人〜大人2人+子ども1人
30L前後:大人2人 (昼・夜の2食)
男女や食べる量、お酒の量などによっても変動しますが、大よそ上の数字を参考にクーラーボックスを選んでいただければいいと思います。
ソロキャンプの場合の容量は
ソロキャンプでは、飲み物や食材が1人分なので、容量も少なめになります。
大体、10L台のサイズ感のクーラーボックスで大丈夫でしょう。自分の場合も12Lのクーラーボックスを使っていて、食材はあまり持ち込まないタイプなのでそれで少し空きがある感じです。
ソロキャンプの場合は10~15Lでちょうどよい感じでだと思います。
ソロキャンプで使い勝手が良く、保冷効果も高いクーラーボックスと言ったら、「スタンレー クーラーボックス 15.1L」です。
デザイン性が高く、頑丈でイスとして使うことも可能。
ソフトタイプでは、「コールマン クーラーボックス 15L」が、フタを全て空けずに中身を取り出すことができ、保冷効果を下げずに使うことができて、評価が高いですよ。
ハードタイプか、ソフトタイプか
さらに、クーラーボックスで大きく分かれるのが、ハードタイプかソフトタイプかです。スチールなどで頑丈なハードクーラーと、バッグ状になっているソフトクーラーではどちらを選ぶべきなのかは用途によっても変わってきます。
違いは簡単に下のとおり。
クーラー | 保冷力 | 収納サイズ | おススメ用途 |
ハードタイプ | ○ | × | キャンプ等、保冷時間を要するアウトドア |
ソフトタイプ | △ | ○ | 時間が限定されたバーベキュー等のアウトドア |
キャンプでは食材を翌日まで保冷する必要があるので、ハードタイプがおススメです。一方で時間が限定されたバーベキュー等では、長期間の保冷も必要がないため、ソフトタイプでも問題ないでしょう。
ソフトタイプは片付けをする際もコンパクトに折り畳めることができる、ポイントが高いです。
自分の場合はソロキャンプの場合が多いのでハードタイプを使っていますが、ハードタイプの良いところは保冷だけでなく、キャンプの間、サブ机として上部を活用できるところです。
また、片付けの際はクーラーボックスの中にも収納できるので、実のところ収納的にも問題がなかったりします。
大人数のキャンプの場合は開閉数が多くなりがちなので、机としては機能しにくいかもしれませんが、保冷力、片付け時に中に収納できるという面で、自分はハードタイプをおススメします。
両面式の扉のタイプがおススメ
ソフトタイプは当然ですが、ハードタイプのクーラーボックスでも扉は片側のみ開閉できるクーラーボックスが一般的です。
ですが、中には野球のスイッチヒッターのように両側から自由に扉を開閉できるクーラーボックスもあります。
自分も両面式のSANKAのレジャークーラーボックス12Lを使っていますが、この両面式はどこにいても扉を開けることができ、使い勝手が良く助かっています。
周りが暗くても向きを気にせず開閉できるのはかなり良い。
また、ハードタイプでサブ机にも使え、容量も12Lと小さめなのでなので、ソロキャンプにはもってこいのクーラーボックスです。
クーラーボックスの上手な活用方法
それでは、アウトドアでクーラーボックスの中身をより冷えた状態に保つ為の効率的な使い方について紹介しようと思います。
上手に使うと、いつもよりはるかに中に入れたものを冷えた状態に保つことができますよ!!
クーラーボックスを地面に置かない
クーラーボックスに最も熱が伝わる場所は「地面の地熱」です。中身の保冷のためには、いかに地熱を与えないかが重要になります。
そのためにも、スタンドやミニ机等の上にクーラーボックスを置いて、地熱から避難させるようにしましょう。
また、クーラーボックスの下に物を挟むことで、クーラーボックスの底が汚れるのを防いだり、取り出す姿勢が楽になったりと他の利点もあります。
保冷剤などはクーラーボックスの上側に入れる
基本冷気は上から下へと流れるため、クーラー全体を冷やすならクーラーボックスの上部に置くのが効率的です。
知らずに底面に保冷剤などを敷き詰めていた場合は、すぐに上に置くようにしましょう。
ただし、開ける頻度が多ければ上部に置くことが逆に不効率になってしまったりもするので、原理を踏まえて自分のクーラーボックスに合った置き場所を考えるようにもしましょう。
ペットボトルのお茶等を凍らせて保冷剤代わりにする
クーラーボックスはサイズも大きくなりがちで、車の収納スペースも結構使うことになります。
市販の保冷剤などを使うと、その分クーラーボックスの容量を使うことになり、食材の保管スペースが減ってしまいます。
そうなると、その分大きなクーラーボックスが必要なんてことも…。
可能な限り保冷スペースを大きくしないように、保冷剤の代わりにペットボトルのお茶等を凍らせて保冷剤代わりにするようにしましょう。
飲食材料+保冷剤の2つの機能を持たせることができ、キャンプで重要なものを軽量化にも繋げることができます。
車に積む時は一番外側に入れよう
手間を減らすために、キャンプ場へ向かう途中に買い出しをする方も多いと思います。
そのため車にクーラーボックスを積載する際は、取り出しやすさと買い出した食材の収納のしやすさも重要になってきます。
クーラーボックスはなるべく車の中の一番外側に、そして、クーラーボックスの上に重量のあるギアを積み込んだり、細々としたギアを載せるのは避けるようにするといいでしょう。
【まとめ】クーラーボックス選びと使い方はアウトドアでかなり重要
アウトドアをする時にクーラーボックスの選び方、使い方非常に重要になります。
アウトドアで何をするのか、何人でするのかによって容量やハードタイプ、ソフトタイプ、特徴などを選ばなければなりません。
クーラーボックス選びを間違えると、スペースを余分に取り、さらに保冷もイマイチになり、アウトドアの楽しみが半減してしまうなんてことにも繋がります。
それぞれの用途に合わせた最も適したクーラーボックスを選ぶようにし、快適なアウトドアライフを送るようにしてください。
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本日の記事は以上になります。最後まで読んでいただいてどうもありがとうございました。
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