こんにちは、アウトドア大好きブロガーのユウタ(@yu_taok1)です。

「火起こしが苦手」、「団扇で扇ぐのが疲れる」と悩んでいませんか?
特に薪が湿っている日や風がない日は、種火から焚き火に育てるのが一苦労ですよね。しかし、そんな火起こしの悩みを一瞬で解決してくれるのが「火吹き棒(ふいご)」です。
昔ながらの竹筒を応用したアナログな道具ですが、少ない力でピンポイントに酸素を供給できるため、焚き火の初心者からベテランまで必須のアイテムです。

この記事ではキャンパーの筆者が、火吹き棒の正しい選び方や使い方を解説するとともに、「コンパクトさ」「安さ」「機能性」にこだわった人気のおすすめ商品5選をご紹介します。
これさえ読めば、あなたの焚き火は劇的に快適になりますよ!
筆記者ユウタのキャンプ遍歴
・4歳から家族でキャンプに行き始める、キャンプ経験30年以上
・20歳に初めてソロキャンプデビュー
・月に1回以上はキャンプに行っており、大晦日もキャンプ場で焚火をしている
・ブランドメーカーからダイソーの100円ギアまで色々試してみるのが大好き

キャンプだけじゃなく、釣りやクロスバイク、レンタル菜園で野菜も作ってます!
そもそも火吹き棒(ふいご)とは?

火吹き棒は、伸縮するステンレスやアルミの中が空洞の円形の棒です。
その構造はシンプルで、竹筒などで古くから使われていた「ふいご」の原理と同じです。
焚き火の種火に向かって、太い方を口に付けて吹くと、風が空洞を通り細い先端から一点集中で送り込まれる仕組みです。
団扇(うちわ)で広範囲に風を送るよりも、効率よくピンポイントに酸素を供給できるため、焚き火の火力を簡単に調整できます。アナログながら、その効果は絶大です。
焚き火を劇的に楽にする火吹き棒の3大メリット

昔は団扇やハンド型送風機が使われていましたが、火吹き棒を使うと「まさに目から鱗」です。
火吹き棒が焚き火の必需品と言われる理由を解説します。
少ない息でピンポイントに送風でき、疲れない
団扇で風を送ると、風が分散される上に腕の運動も大きく、かなり体力を消耗します。
火吹き棒なら、あなたが送りたい場所(種火の真上)へ、息を吹くだけで正確に風を送り込むことができます。
風が分散されることがなく、少ない息で済むため、長時間焚き火と向き合っても疲れません。
焚き火から距離が取れ、安全性が高い
一般的な火吹き棒は、伸ばすと50cm〜70cm程度の長さになります。
焚き火の炎や熱源から十分な距離を取った状態で作業できるため、煙に顔を近づけたり、熱で火傷したりするリスクが大幅に軽減されます。
特に、初心者や子どもが火起こしを手伝う際にも安全性が確保できます。
火の微調整や薪の移動にも使える
火吹き棒はステンレス製が主流なので、直接火などに触れても燃えたりすることはありません。
火起こしだけでなく、焚き火の途中で火力を微調整したい時や、少しだけ炭や薪を動かしたい時にトングの代わりとして使うこともできます。
使い込むと変色して、「使い込んだ玄人感」が出てくるのも魅力の一つです。
失敗しない!火吹き棒の選び方【3つのチェックポイント】

「ただの筒」に見える火吹き棒ですが、製品によって使い勝手が大きく変わります。購入前にチェックすべきポイントは以下の3点です。
携帯性で選ぶ:伸縮性や収納時のサイズをチェック
キャンプ道具は、いかにコンパクトに持ち運べるかが重要です。
- 収納時のサイズ: 15cm以内に収まるものが理想的です。ポケットやグリルケースの隙間にも収納でき、持ち運びにストレスがありません。
- 使用時の長さ: 安全に作業するためには、最低でも50cm以上に伸びるものを選びましょう。長いほど焚き火から距離が取れて安全です。
素材で選ぶ:軽さ重視ならアルミ、耐久性重視ならステンレス
主な素材はステンレスかアルミです。重視するポイントに合わせて選びましょう。
素材 | 特徴 | おすすめな人 |
ステンレス | 耐久性、耐熱性が高い。熱による変形に強い。重量はアルミより重め。 | 長期間使いたい人、耐久性重視の人 |
アルミ | 非常に軽量(30g程度)。持ち運びを極限まで軽量化したい人向け。 | ソロキャンプ、軽量化を重視する人 |
口元の形状で選ぶ:吹き口のフィット感と安全性
毎日使うものではありませんが、吹き口が口にフィットするかどうかも重要です。
- 逆止弁付き: スノーピークなど一部の高級モデルには、誤って煙や炎を吸い込まないように逆止弁がついているものがあり、安全性が高まります。
【コンパクト・高コスパ】おすすめ火吹き棒5選

ここからは、上記の選び方を満たした、キャンパーから高い評価を受けている高コスパな火吹き棒を5つご紹介します。
Snow Peak(スノーピーク)|火吹き棒 N-110【高級・安全重視モデル】

言わずと知れた日本の人気ブランド、スノーピークの火吹き棒です。
逆止弁が搭載されており、吹いた息や炎、煙の逆流を防いでくれるため、安全性が非常に高いのが最大の魅力です。
長さも87.5cmと長く、椅子に座ったまま楽な姿勢で作業できます。
- おすすめな人:品質と安全性を重視する人、焚き火台が大きい人。
VASTLAND(ヴァストランド)|火吹き棒【初心者・高コスパモデル】

安価ながら高い性能を誇る人気商品で、初めて火吹き棒を買う方に最適です。
62cmまで伸縮するステンレス製で耐久性が高く、カラビナ付きの収納ケースが付属しており、コストパフォーマンスに優れています。
- おすすめな人:まずは火吹き棒を試してみたい初心者、コストパフォーマンスを重視する人。
Bush Craft Inc.(ブッシュクラフト)|ファイヤーブラスター【軽量・ブッシュクラフト向け】

極限まで道具を軽量化したいソロキャンパーに人気のモデルです。
収納時約92mm、重量わずか21gという圧倒的な軽さが特徴。本革製の専用ケースが付属しており、ミニマルなスタイルにこだわるキャンパーに支持されています。
- おすすめな人:ソロキャンプ、軽量化を最優先する人、デザインにこだわる人。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)|スライド火吹き棒(L)UG-3283【安心ブランド・伸縮性重視】

リーズナブルで品質の安定したキャプテンスタッグの製品です。
最大63cmまで伸び、収納時は18cmとバランスの取れた伸縮性を持ちます。クリップ付きで、ポケットやバッグに手軽に装着できる実用的な設計です。
- おすすめな人:安価で安心できる国内ブランドを選びたい人、焚き火に適切な長さが欲しい人。
野良道具製作所|ALL真鍮製火吹き棒 野良ブラスター【無骨なデザイン重視モデル】

真鍮(しんちゅう)素材にこだわった、無骨なデザインが特徴のモデルです。
ALL真鍮製で、使い込むほどに素材の経年変化(エイジング)を楽しめます。他のキャンパーと被りにくい個性的なギアを探している方に最適です。
- おすすめな人:焚き火ギアのデザインにこだわりたい人、人とは違う個性的な道具が欲しい人。
【まとめ】火吹き棒で焚き火をもっと快適にしよう

焚き火はキャンプの醍醐味ですが、火起こしに手間取ると一日の楽しみに響いてしまいます。
今回ご紹介した火吹き棒は、コンパクト、効率的、実用的、値段も安いと、アナログながらいいことづくめです。
ぜひ、今回紹介した選び方を参考に、あなたのキャンプスタイルに合った火吹き棒を見つけて、「火起こし名人」になってください。
本日の記事は以上になります。最後まで読んでいただいてどうもありがとうございました。
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