こんにちは、アウトドア大好きブロガーのユウタ(@yu_taok1)です。

今回は家庭菜園の初心者におすすめの絶対失敗しない、作りやすい野菜の代表「小松菜」について紹介します。
そんなあなたに、まず挑戦してほしいのが小松菜です。
小松菜は、病気に強く、成長が早いため、家庭菜園初心者の方にぴったりの野菜です。さらに、収穫後すぐに使える手軽さも魅力です。
この記事では、家庭菜園初心者の方でも失敗しないよう、小松菜の育て方をゼロから丁寧に解説します。
土作りのポイントから、春・秋・冬それぞれの栽培方法、収穫後の保存方法、さらにはおすすめの品種まで、これさえ読めばあなたもプロ並みの小松菜を育てられるようになるはずです。
一緒に、自分で育てた新鮮な小松菜を食卓に並べる喜びを体験してみませんか?
筆記者ユウタの家庭菜園プロフィール
・小さい頃は家の近くに畑を借りて家庭菜園を行っており、自分も手伝っていた
・母の実家は山梨県の野菜農家(姉の旦那の実家は九州のキュウリ農家)
・大学は農学部。大学卒業後はプランターで野菜作りを始める
・7年前に市民農園を借りて野菜作りを始める
・現在は引っ越したため、近くの農家の方に畑を借りて野菜栽培中(2か所、計200㎡程)

キャンプや釣りなどのアウトドア全般が好きです!
野菜は20品種以上の栽培経験があり、仕事の経験から果樹の知識もあります。
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小松菜栽培が初心者におすすめな3つの理由

小松菜は、季節を選ばず一年中栽培できる上、以下のような理由から家庭菜園に最適です。検索エンジンもこれらの「メリット」を評価します。
- 成長が早い
種まきからわずか30〜50日で収穫できます。自分で育てた野菜を早く味わいたい方にはぴったりです。 - 病気に強く育てやすい
アブラムシやコナガといった害虫はつくことがありますが、病気には強いので安心して育てられます。 - 栄養価が豊富で料理にも使いやすい
カルシウムはほうれん草の約5倍、鉄分も豊富に含まれており、おひたしや炒め物、お味噌汁の具など、様々な料理に使える万能野菜です。
植え付けの準備をしよう(場所・土作り)

小松菜を育てるには、まず良い土を用意することが大切です。土作りは、栽培成功の最も重要な鍵となります。
植え付け場所の選び方
小松菜は日当たりを好みます。庭の畑でも、ベランダのプランターでも構いませんが、1日4〜5時間以上、日が当たる場所を選びましょう。日照不足は、葉が小さくなる原因になります。
プランターで育てる場合
プランターは深さ20cm以上のものを用意しましょう。小松菜は根が下に伸びるため、ある程度の深さが必要です。
土作りの方法
小松菜は酸性の土を嫌うため、pH6.0〜6.5の弱酸性〜中性に調整することが重要です。このpHバランスが、小松菜が元気に育つための理想的な環境となります。
- 苦土石灰をまく
種をまく2週間前に、土1㎡あたり苦土石灰を100g(コップ1杯程度)まいてよく耕します。これで土壌の酸度を調整し、pHを適切な範囲にします。
- 堆肥と肥料をまく
種をまく1週間前に、堆肥2kgと化成肥料100gをまいて土と混ぜ合わせます。
種をまこう!【季節ごとのポイント】

土の準備ができたら、いよいよ種まきです。小松菜の種は比較的まきやすいですが、発芽率を上げるためのコツがあります。
種まき時期とおすすめ品種
小松菜は季節ごとに種まき時期が異なりますが、初心者には春まきか秋まきが最もおすすめです。
- 春まき(3月〜5月)
比較的気温が安定しており、とう立ち(花芽をつけること)に強い品種を選びましょう。
おすすめ品種:「きよすみ」「春の宴」「夏楽天」「はまつづき」など。
- 秋まき(9月〜10月)
気温が下がり、害虫の活動が鈍くなるため、最も育てやすい時期です。肉厚で美味しい小松菜が育ちます。
おすすめ品種:「秋冬のエース」「いぶき」「浜美2号」「耐病小松菜」など。
- 冬まき(11月〜2月)
低温でも育つ品種を選び、ビニールトンネルなどで保温してあげると成功率が高まります。寒さに耐えることで、甘みが増すのもこの時期の魅力です。
おすすめ品種:「ちぢみ小松菜」「極寒」「冬ごのみ」など。
種まきのコツ(すべての時期共通)

種まきのコツを紹介します。少しの作業をするだけで発芽率が劇的に上がるので、ぜひ参考にしてください。
- 一晩水につける
種をまく前日の夜、コップに水を入れて一晩浸しておきましょう。種が水分を吸収して発芽しやすくなります。 - まき方
畑やプランターに深さ1cm程度の溝を掘り、種を1cm間隔で「すじまき」していきます。その後、土を薄くかぶせ、手のひらで軽く押さえます。 - 水やり
種まき後は、たっぷりと水をやります。水やりはジョウロで優しく行い、種が流れてしまわないように注意しましょう。 - 乾燥を防ぐ工夫
特に夏場や乾燥しやすい時期は、種をまいた後に新聞紙や不織布を土の上にかぶせておくと、水分の蒸発を防ぎ、発芽率を高めることができます。発芽したらすぐに取り除いてください。
発芽後の管理(間引き・追肥・病害虫対策)

種をまいてから約3〜5日で発芽します。ここからの管理が、大きく育てるための鍵となります。
間引きのタイミングと方法

小松菜の苗は、密集して生えると栄養を奪い合って育ちが悪くなります。定期的な間引きが必要です。
- 1回目の間引き(本葉2〜3枚)
元気のない芽や、密集している部分を抜き取り、株間を2〜3cmにします。 - 2回目の間引き(本葉5〜6枚)
再び元気のない芽を抜き取り、最終的な株間を5〜10cmにします。
間引きした苗も、おひたしや味噌汁の具、サラダなどに使えます。新鮮で美味しいですよ。

追肥のタイミングと方法
間引きが終わった後、株を大きく育てるために追肥を行います。
- 1回目の追肥
1回目の間引き後、株間に化成肥料を少量まきます。 - 2回目の追肥
2回目の間引き後、さらに化成肥料を少量まきます。
病害虫対策

小松菜は病気には強いですが、アオムシ、アブラムシ、コナガの幼虫がつくことがあります。
葉の裏をこまめにチェックし、見つけたらすぐに取り除きましょう。
被害が広がるようであれば、農薬を使わずに済む「木酢液」や「牛乳を薄めた液」などをスプレーするのも効果的です。
もっともおすすめなのは、防虫ネットをかけることです。
いよいよ食べ頃になったら収穫

いよいよ収穫です!自分で育てた小松菜は、お店で買うものとは一味違います。
収穫のタイミング
種まきから約30〜50日後、草丈が20〜25cmになったら収穫の目安です。
収穫方法
外側の葉から順に摘み取る「摘み取り収穫」と、根元から引き抜く「根ごと収穫」の2つの方法があります。
- 摘み取り収穫
外側の葉を3〜4枚残して、内側の葉を摘み取ります。こうすることで、内側から新しい葉が出てきて、長期間収穫を楽しめます。
- 根ごと収穫
根元から引き抜けば、一度にたくさん収穫できます。寒さが厳しくなる前に、まとめて収穫したい時におすすめです。
収穫した小松菜の保存方法

新鮮なうちに食べきれない場合は、正しく保存しましょう。
- 水洗いして土を落とす
根元についた土を丁寧に洗い流します。 - キッチンペーパーで包む
水気をよく拭き取り、乾燥を防ぐためにキッチンペーパーで包みます。 - 保存袋に入れて冷蔵庫へ
キッチンペーパーで包んだ小松菜を保存袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で立てて保存します。
【まとめ】一年を通して小松菜栽培を楽しもう!

今回は、小松菜の育て方を、季節ごとのポイントやおすすめの品種を交えて詳しく解説しました。
小松菜栽培の成功の鍵は、土作り、水やりと間引きです。この3つのポイントをしっかり押さえるだけで、ぐんと美味しく、大きな小松菜を育てることができます。
自分で育てた新鮮な小松菜の味は格別です。ぜひ、季節ごとの栽培に挑戦して、日々の暮らしに小さな喜びを加えてみませんか?
この記事が、あなたの家庭菜園生活を始めるきっかけになれば嬉しいです。
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