山菜(ゼンマイ・ワラビ等)の簡単アク抜き方法。重曹・小麦粉・木灰でサクッと実践!

山菜(ゼンマイ・ワラビ等)の簡単アク抜き方法。重曹・小麦粉・木灰でサクッと実践! 山菜
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4,5月は山菜の季節です。

山菜採りが好きな自分は、休みに時間ができた時は山へ山菜採りへ出掛けます。山菜採りなら人と会うこともないし、コロナウイルス感染の危険性も低いので、安心ができます。

今日は、山へワラビを取りに出かけました。

 

お!ワラビがあったぞ!

 

ワラビ取り

 

ワラビは食べても美味しいんですが、何よりも「自然に」生えているものを「自分で」採取して食べる、というのが面白いですね。

 

そんなにたくさん食べるものではないですが、季節の自然のものを採取して食べるのが良い。

 

とりあえず、40分ほどウロウロとしてワラビ(少し土筆も)を採取しました。

 

採取したワラビと土筆

 

ワラビなどの山菜は収穫してから時間が経つと切り口も黒くなり、アクも強くなってしまうので、なるべく採取当日にアク抜きをしなければなりません。

とりあえず採取したワラビを水につけておいて、夜にアク抜きをすることにします。

 

重曹でのアク抜きが一般的。でも重曹がないっ!!

夜になって時間ができたので、アク抜きを開始します。

いつもどおり重曹でアク抜きをしようとすると…探しても重曹がないっ!!

奥さんに尋ねてみると、最近、料理と掃除で使ったのでちょうど切らしてしまっているとのこと。

 

しまった、早めに聞いておけばよかった。こんな時間(23時)に重曹を買いに行くのは非常にダルいし、気が乗らないぞ・・・。

  

💡!

確か、重曹じゃない方法でもアク抜きができるはずだから、そっちでアク抜きしよう!

 

今回は重曹が切らしていたので、他の方法でアク抜きを行おうと思います。重曹での方法もあわせて紹介します。

 

山菜のアクを抜く3つの方法

 

山菜のアクを抜く方法は、主に3つあり、これらの方法は大体どの山菜にも使えます。

ただし、アクが強くない土筆などはお湯と塩で茹でるだけでアク抜きができますし、一方でアクの強いゼンマイなどはワラビに比べてより時間をかけてアクを抜かなければなりません。

 

山菜によってお湯で煮る時間を調整してしっかりとアクを抜くようにしましょう。

 

下準備

まず始めに、採取した山菜の切り口は採取後、黒くなってしまうので包丁で切るようにします。

それから、水で洗い、汚れを落としたら山菜を輪ゴムや麻ひもでまとめてアク抜き後に、バラバラにならないようにします。

 

重曹でアク抜きをする方法

重曹

 

山菜のアク抜きで最も一般的な方法です。

準備する物は、

  • 重曹(水1Lに対し5g)
  • 水(1L)
  • 山菜(ワラビだと250g位)

です。重曹の代わりにベーキングパウダーでも代用できます。

 

鍋で重曹5gを入れた水1Lを沸騰させ、沸騰したら火を止めて山菜を入れてお皿などでフタをして山菜が浸かるようにします。

1時間程してお湯が冷めたら、ワラビを水洗いし、半日水につけてアク抜き完成です。

 

小麦粉でアク抜きをする方法

 

小麦粉

  

重曹がない時に使える方法です。

準備する物は、

  • 小麦粉(水1Lに対し36g)
  • 塩(水1Lに12g)
  • 水(1L)
  • 山菜(ワラビだと250g位)

です。

 

鍋に水、小麦粉、塩を入れて泡だて器でよく混ぜて小麦粉を溶かします。溶かさずに煮沸させると小麦粉がだまになってしまいアクが取れないので注意しましょう。

溶かしたら煮沸したら、そのまま山菜を入れて3~4分程煮ます。

に終わったら山菜を水洗いし、半日水につけてアク抜き完了です。

 

木灰でアク抜きをする方法

木灰

 

本来のアク抜き方法で、昔ながらの方法です。 

準備する物は、

  • 木灰(水1Lに50g)
  • 水(1L)
  • 山菜(ワラビだと250g位)

です。

 

鍋で木灰50gを入れた水1Lを沸騰させ、沸騰したら火を止めて山菜を入れてお皿などでフタをして山菜が浸かるようにします。

1時間程してお湯が冷めたら、ワラビを水洗いし、半日水につけてアク抜き完成です。

 

重曹がないので、小麦粉を使ってアク抜きしてみた

重曹がないので、小麦粉を使ってアク抜きしてみた

 

重曹がないので、小麦粉を使ったアク抜きをすることにしました。なかなか木灰は持っていないですからね。

木灰は家庭菜園でジャガイモの種イモを植え付けたりするときにも使えるので便利なんですが、前もって必要なことが分かってないと準備はできないですね。

 

まず、採取して水につけておいたワラビをきれいにして、採取した時の切り口を包丁で切って、ワラビを輪ゴムで束ねます。

 

束ねたワラビ

 

次に鍋に水1L、小麦粉36g、塩12gを入れ、泡だて器で小麦をしっかりと溶かします。

それから煮沸し、ワラビを入れ3分程煮込みます。この時、お皿を上からおいて、ワラビがしっかりとお湯につかるようにします。

 

3分程経過したら、火を止め1時間程置き、水洗いして、半日水につけます。

 

アク抜きしたワラビ

 

完成!!

試しにかじってみると・・・

アクがしっかり抜けてるし、塩味もあって美味しいぞ!

むしろ重曹よりも食感が残ってていいんじゃないか?

 

重曹でアク抜きをすると、時間の調整が難しく、少し間違えるとワラビがダラダラになってしまうことがあります。

 

逆に小麦粉だとアクは抜けていますが、食感もいい具合に残っていて重曹よりも美味しく感じました。

重曹よりもアクは抜けきっていないのかもしれませんが、塩と合わさって逆に旨みに感じます。

  

今度からは、重曹だけじゃなく、小麦粉でのアク抜きに代えても良い気がしました。

一般的に山菜のアク抜きは重曹が有名ですが、小麦粉や木灰でのアク抜きを試してみると普段とは違った食感、味を感じることができて良いかもしれません。

皆さんもぜひ試してみてください。

 

本日の記事は以上になります。最後まで読んでいただいてどうもありがとうございました。

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