こんにちは、アウトドア大好きブロガーのユウタ(@yu_taok1)です。
今回は、秋植えのジャガイモの種芋を購入したので、秋じゃがについて記事にします。

「ジャガイモといえば春植えでしょ?」そう思っていませんか? 実は、秋に植え付けて冬前に収穫する「秋じゃが」は、春じゃがとは一味違う魅力がたくさんあるんです。
今回購入したのは、秋植えに最適な品種として人気の高い「デジマ」と「ニシユタカ」。
この記事では、この2つの品種の特徴を徹底的に比較しながら、
- 失敗しない種芋の選び方
- 植え付けから収穫までの具体的な栽培方法
- 収穫後をさらに楽しむための絶品レシピ
について、家庭菜園が成功するノウハウをすべて詰め込みました。
これを読めば、あなたもきっと、ホクホクで美味しい秋じゃがをたくさん収穫できるようになりますよ!

夏野菜の栽培からすぐに、秋じゃがの植え付け時期になります。
皆さんも急いで準備をしましょう。
秋植えジャガイモの基礎知識|なぜ秋にも植えられるのか?

ジャガイモの栽培と聞くと、春に植えて初夏に収穫するイメージが強いですよね。
でも、秋植えが可能な品種があるのはなぜでしょうか?

ジャガイモは春と秋の年2回植え付けることができます。
秋植えジャガイモのメリットとデメリット

メリット
ホクホク感が増す: 収穫が近づくにつれて気温が下がるため、ジャガイモのでんぷん価が高まり、ホクホクとした食感になります。
病害虫のリスクが少ない: 春に比べて生育期間が短く、気温が下がる時期に向かうため、病害虫の被害を受けにくいという利点があります。
デメリット
収穫量がやや少ない: 春植えに比べて生育期間が短いため、収穫量はやや少なめになる傾向があります。
休眠期が短い品種を選ぶ必要がある: ジャガイモには「休眠期」という、発芽しない期間があります。秋植えには、この休眠期が短い品種を選ぶことが成功の鍵となります。
「デジマ」と「ニシユタカ」は、まさにこの休眠期間が短く、秋植えにぴったりな品種なんです。
主役の紹介!デジマ vs ニシユタカ 徹底比較


今回植え付ける2つの品種について、詳しく見ていきましょう。
デジマ
特徴
食感: ホクホク感としっとり感を併せ持つ、バランスの取れた食感が魅力。煮崩れもしにくく、万能な品種です。
収穫量: 比較的収穫量が多いのが特徴。初心者の方でもたくさんの収穫が期待できます。
栽培のポイント: 比較的病気に強く、育てやすい品種です。皮が薄いため、新ジャガの時期には皮ごと調理するのもおすすめです。
ニシユタカ
特徴
食感: デジマよりも粘質で、煮崩れしにくいのが最大の特徴。長時間煮込んでも形が崩れにくいため、煮込み料理に最適です。
収穫量: 豊産性で、デジマに劣らずたくさんの収穫が期待できます。
栽培のポイント: そうか病にやや弱いため、石灰の施用量を控えめにするなど、土壌のpH管理に注意が必要です。
デジマとニシユタカの比較

デジマとニシユタカの違いは👇のとおりです。
品種名 | 食感 | 煮崩れやすさ | おすすめ料理 |
---|---|---|---|
デジマ | ホクホク&しっとり | やや煮崩れしにくい | 煮物、コロッケ、ポテトサラダ、揚げ物 |
ニシユタカ | ネットリとした粘質 | 非常に煮崩れしにくい | 煮物、カレー、シチュー、おでん |

こうして比較してみると、両品種とも似ているようで、それぞれ得意な料理が違うことが分かります。
植え付けから収穫まで|家庭菜園の経験者が教える栽培のコツ

ここからは、実際に家庭菜園で秋じゃがを育てるための具体的なステップを解説します。
種芋の選び方と準備
秋植えジャガイモの成功は、良い種芋選びから始まります。
良い種芋の条件
病気にかかっていないか: 表面に傷や黒い斑点がないか確認しましょう。
「芽」が動いているか:秋植え用の種芋は、休眠期が明けて芽が動き出しているものを選ぶのが鉄則です。
サイズ:気温が高い時期の植え付けとなる秋は、種芋が腐りやすいです。そのため、春植えと違い、種芋は切らずに丸ごと植えるのが基本です。小ぶりで、野球ボールより一回り小さいくらいのサイズがおすすめです。
土作りと植え付け
土作り
植え付けの1〜2週間前に、苦土石灰をまいてよく耕します。ジャガイモは酸性土壌を好むので、石灰のまきすぎには注意が必要です。
元肥として、堆肥と化成肥料を混ぜ込みます。
植え付け
植え付け時期は、一般的に8月下旬から9月上旬。
株間は30cm程度あけて、種芋を置きます。深さは5〜8cmくらいを目安にしましょう。
芽が出ている方を上にして置き、土を優しくかぶせます。
芽かきと1回目の土寄せ

芽かきは、大きなジャガイモをたくさん収穫するために欠かせない作業です。
タイミング: 芽が10cmほどに伸びてきたら。
方法: 良い芽を1〜2本残し、それ以外の芽は根元から手で引き抜きます。
土寄せ: 芽かきと同時に、株元に5cmほど土を盛ります。これにより、ジャガイモが光に当たって緑化するのを防ぎます。
追肥と2回目の土寄せ
タイミング: 1回目の土寄せから2〜3週間後、草丈が30cmほどになった頃。
追肥: 株の周りに化成肥料を追肥します。
土寄せ: 再び株元に10cmほど土を盛って山状にします。これにより、さらに大きなジャガイモが育つスペースができます。
水やりと収穫
水やり: 基本的には乾燥気味を好むので、土の表面が乾いたらたっぷりと与える程度で大丈夫です。
収穫のサイン: 茎葉が黄色く枯れてきたら収穫のサインです。一般的には11月中旬から12月上旬が目安となります。霜が降りる前に収穫を終えるようにしましょう。
収穫後の保存: 収穫したジャガイモは、土を払って1日ほど陰干しし、風通しの良い冷暗所で保存します。
収穫後のお楽しみ!デジマ&ニシユタカの絶品レシピ


せっかく自分で育てたジャガイモです。それぞれの特徴を活かした美味しい料理で、収穫の喜びをさらに味わいましょう。
デジマに最適なレシピ

デジマはホクホク感としっとり感のバランスが良いため、様々な料理に大活躍します。
絶品肉じゃが:
- 煮崩れしにくいので、じっくり煮込む肉じゃがに最適。出汁がよく染み込み、ご飯が止まらなくなります。
ホクホク食感のコロッケ:
- 潰した時に程よい粘り気が出るので、コロッケにぴったり。揚げたてはホクホクで、病みつきになりますよ。
ポテトサラダ:
- 滑らかな口当たりで、美味しいポテトサラダが作れます。
ニシユタカに最適なレシピ

ニシユタカは煮崩れしにくさを活かした料理がおすすめです。
長時間煮込むカレー・シチュー:
- 長時間煮込んでも形が崩れないので、カレーやシチューの具材に最適です。具材がゴロゴロと残るので、食べ応えも抜群。
おでんの具材:
- 味が染み込みやすく、煮崩れしないので、おでんにもぴったりです。
ベイクドポテト:
- じっくり火を通すことで、ニシユタカ本来の甘みが引き立ちます。
【まとめ】これからの時期に秋じゃがを育ててみよう!

秋植えジャガイモの「デジマ」と「ニシユタカ」、それぞれの特徴から栽培方法、そして美味しい食べ方まで解説しました。
- デジマ 万能で、ホクホク食感を楽しみたい方におすすめ。
- ニシユタカ 煮崩れしないので、煮込み料理が好きならこちら。
どちらの品種も、初心者でも育てやすく、たくさんの収穫が期待できます。
「食欲の秋」に、自分で育てたホクホクのジャガイモを味わう喜びは、格別です。
この記事を読んで「やってみようかな!」と思ったら、ぜひ家庭菜園に挑戦してみてください。

ぜひ、今年は秋植えジャガイモに挑戦して、収穫の喜びを味わってみてくださいね!
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