こんにちは、ユウタです。
時期はもう1月になり、外はメチャクチャ寒いですね。冬のキャンプは楽しいけれど、一方でかなり寒いので、しっかりとした防寒対策が必要です。
以前、冬キャンプを舐めていた友達と一緒にキャンプへ行ったら防寒対策が甘すぎて、夜中発熱のために身体を小刻みに揺すりすぎて筋肉痛になっていました。
そんな筋肉痛初めて聞いた。
さて、今回はキャンプの必須道具といっても過言ではない、ハンギングドライネットを使ったサツマイモの干し芋づくりについて記事にしようと思います。
自分はドライネットはコールマンの物を使っていますが、キャンプをしながらいつも思っていました。
このネットは使い勝手がかなりいいけど、干す系の料理にも使えるんじゃないか
自分は趣味で市民農園で野菜も栽培していて、ちょうどサツマイモが大量に収穫できたので、このハンギングドライネットを使って干し芋づくりを行ってみることにしました。
干し芋は購入すると高い
保存もできて、そのままでも、焼いて食べても美味しい干し芋ですが、購入すると結構な値段がします。
中国産だと、100円均一でも購入できますが、とても人工的な味で美味しいかもわからず、そもそも中国産・・・。
国産の干し芋だと、10切れ程で500円以上の値段がします。
サツマイモだけであれば1本100~150円位で購入できるのに、手間と時間がかかるため、干し芋にしたとたんに値段が跳ね上がります。
美味しくて高い干し芋であれば、ぜひとも自分で作ってみたいもの。そんなわけでキャンプ中しか稼働しないのでは勿体ない「ハンギングドライネット」で干し芋を作ってみることにしました。
まずはサツマイモを蒸そう
まずはサツマイモを蒸すことから始めます。
収穫したサツマイモは洗わずに土が付いたまま新聞紙にくるんで、常温暗所で保存をするようにします。絶対に洗ったり、冷蔵庫で保存したりしてはいけません。
余分な水分を吸ったり、低温状態にするとサツマイモが腐ってしまいます。
皮を剝く
蒸してから皮を剝く方法と皮を剝いてから蒸す方法がありますが、干し芋の場合は薄く切らなければならず、さらに皮も薄く切るのと同時に剝かなければなりません。
蒸しで熱い状態で薄く切る+皮を剝くのは非常に大変なので先に皮を剝くのがおススメです。
きれいに洗ってからピーラーで皮を剝きます。
アクを抜く
サツマイモはアクも多いので、皮を剝いたらボウルに水を入れてその中にサツマイモを浸します。15~20分ほど浸してアクを抜きます。
アクで水が汚れたら、水を捨てるようにします。
サツマイモを蒸す
サツマイモの皮を剝いたら、蒸し器でサツマイモを蒸します。
電子レンジや炊飯器で蒸し芋を作る方法もありますが、一番美味しく作る方法はやはりセイロを使って蒸し芋を作る方法です。
手間もそんなにかからず美味しくできますので、セイロでサツマイモを蒸すことをおススメしますよ!
サツマイモが入る鍋を用意したらセイロを敷いて、サツマイモに触れない位水を鍋に浸します。水がサツマイモに触れるくらい入れるとサツマイモがベタベタになってしまうので注意しましょう。
25分程蒸したら、竹串を刺して柔らかさを確認します。竹串がスッと入ったら上手に蒸された証拠です。
薄く切る
蒸したサツマイモをキッチンペーパーで拭いて水気を取ったら、厚さ1cm間隔位で切るようにします。
薄く切ると短い日数でカリカリになって厚さもペラペラになってしまいますが、1cm位に切ると程よい厚みの美味しい干し芋が出来上がります。
ドライハンギングネットで干す
切った干し芋をドライハンギングネットに重ならないように敷いて、3~7日の間、天日干しします。
夜間は夜露にあたらないように部屋に取り込みます。
だいたい3日間くらい干すと、半生タイプの少し柔らかいしっとりとした干し芋に、7日以上だと、しっかりした歯ごたえの弾力性のある 干し芋になります。
好みのところで 干すのをやめましょう。
表面に白い粉のようなものが付いてきたら干し芋が完成している証拠です。
保存方法
保存方法ですが、ジプロックなどのチャック付きの保存袋に入れて、冷蔵保存が基本です。
干し方にもよりますが、 一週間を目安に食べきりましょう。
冷蔵保存すれば、1か月は保つので大丈夫です。
食べるときに、トースターなどで軽く炙ると甘味が増して、より美味しく食べられますよ。
干し芋を作る時の注意点
干し芋は簡単に作ることができますが、最低限守ることがありますので注意しましょう。
湿気に気を付ける・カビないように
天日干しをするときは、天気がいい日が3日以上続く日に干しましょう。
表面が乾燥する前に湿度が高くなったり、雨が降ってしまうと、カビが生えやすくなります。
ゆっくりと水分が抜けたほうがよりおいしくなるので、日中の気温が15度ほどになる寒い季節のほうがおすすめです。
事前に天気予報をみて雨が降らない日を狙って作るようにします。
また、高温多湿にならないようにサツマイモを収穫した11月以降の気温が下がって乾燥する時期に作るようにしましょう。
乾燥させすぎない
天日干しを続けているうちに、ネットからの回収が少し面倒になり1週間以上ほったらかしにしてしまうと、干し芋がカチカチになってしまいます。
カチカチが好きな人は良いですが、固いとなかなか噛み切れなかったりして、逆に食べにくくなってしまいます。3~5日、長くても1週間程の乾燥で作り終えるようにしましょう。
【その他】白い粉とカビの見分け方
干してる間に雨が降ったり、湿度が高い日に干したりすると、白カビが生えてしまうことがあります。しかし、干し芋についている白い粉がすべて白カビというわけではありません。
サツマイモの表面にある糖分が結晶化すると、白い粉となって付着するのです。
カビと糖分の見分ける方法は、ずばり歯ブラシでこすってみること。
表面にだけついていれば、それは糖分です。食べても問題ありません。ただし、表面だけでなく中にまで白いものが浸透している場合は、白カビです。また黒く大きな点ができている場合もカビです。誤って食べてしまわないよう、注意してくださいね。
【まとめ】美味しい干し芋を作って保存しながら食べよう!
今回の記事ではコールマンのハンギングドライネットを使った干し芋の作り方について紹介しました。時期と天気を間違えなければ、サツマイモを蒸せば簡単に作ることができて非常におススメです。
買うと高い国産の干し芋も自分で作れば簡単です。
また、一度干し芋を作れば冷蔵で1カ月は保存が可能なので長い期間美味しく食べながら楽しむことができますよ!
市民農園などでサツマイモを栽培すれば簡単にたくさん収穫することができますし、スーパーでも1本100~150円程で購入することができます。
次回はハンギングドライネットを使って干し柿や干し魚、干し肉なんかも作ってみようと思います!
本日の記事は以上になります。最後まで読んでいただいてどうもありがとうございました。
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