こんにちは、ユウタです。
簡易な作りながら、十分な強度、安定性、携帯性を備えるポケットストーブといえば、エスビットの固形燃料ストーブです。
しかし、簡易な作りで人気のキャンプギアの宿命というべきか様々な模造品(パクリ品)が作られ販売されています。
以前、記事でも書きましたが、ピコグリルのパクリ品、パチグリルなんかも販売されています。
しかも、性能はほぼ変わらないのに価格は6〜7分の1程度だったりするので、模造品もかなり売れます。
今回は、あの有名なエスビットのポケットストーブのパクリ品、商品名「エスビットと同サイズの固形燃料ストーブ」を購入して使用してみました。
すごい、商品名。というかもはや名詞かどうかも不明。
商品説明と使い勝手をレビューしようと思います。
エスビット ポケットストーブとは
エスビット ポケットストーブはドイツ・ハンブルグのアウトドア用品を製造する老舗企業「エスビット」が製造・販売している軽量コンパクトなブリキのポケットストーブです。
ポケットストーブはドイツやオーストリアの軍隊にも採用されている、軽量ながら頑丈で使いやすいポケットストーブ、その固形燃料が有名で、ソロキャンプ、クライマーなどにも愛用されています。
構造は非常にシンプルで、ブリキ版を加工して組み合わされているだけなので、頑丈かつ簡単に組み立てて使うことができます。
収納時のサイズは115×85×23mm、重量107gと持ち運びしやすいサイズで、軽量、ただしサイズの割には重量があるので、このバランスが逆にクッカーを載せたときの安定感に繋がっています。
また、組み立てたときにゴトク部分が風よけにもなるので安定して火を付けることができます。
ゴトク部分は通常は直角90度に立てて使いますが、60度の位置でも固定することができるのでクッカーによって調整が可能です。
ソロキャンパーやクライマー等は愛用者も多いので収納時はメスティンに入れて持ち運ぶ人なんかが多いと思います。
価格は1,500〜2,000円程度が一般的ですが、専用ケースや固形燃料が付属されてもう少し値段が高くなったりします。
ちなみにポケットストーブ本体だけでなく、固形燃料もエスビット製のものが有名です。
固形燃料4gあたり約5分程度の燃焼時間と考えておけばよいです。
ただ、この固形燃料は独特の臭いを発し、また燃料が裸の状態なので、火が終わった後は、燃料の燃えた後がポケットストーブに残ってしまいます。
使ってみた感想としては、別製品の鍋などに使う固形燃料の方が便利で使いやすいと思います。
オススメはカエンの固形燃料35gです。安いし、燃焼時間も25〜30分程度はあり、メスティンでご飯などもしっかり炊くことができるのでとても使いやすいです。
パクリストーブ「エスビットと同サイズの固形燃料ストーブ」を発見
上で書きましたとおり、便利で有名なエスビットのポケットストーブですが、単純な構造ながら価格は2,000円近くかかってしまいます。
ちなみに、外国の製品なのでバリ取り等は不十分なので購入後自分で行う必要があります。
このあたりはトランギアのメスティン等も同様ですね。
オリジナルのブランド価格としての値段なのですが、しかし、単純で使いやすい構造だから模造品(パクリ品)が安い価格で販売されることになります。
メスティンも色々なメーカーから販売されていますし、ピコグリルなどもその代表例です。
このエスビットのポケットストーブも同様です。
Amazonで発見。
商品名も「エスビットと同サイズの固形燃料ストーブ」。
インスタグラムでも商品名そのままハッシュタグになっているのがなかなか面白い&ある意味知名度の高さを物語っています。
もはや、説明が名詞となってしまっていますが、値段が300〜500円程度とかなり安く、一番安いと299円だったりします。
2個セット(ケース付き)で500円程度、2個セット(ケース付き)に風除けもついて600円程度で販売されていたりしますので、とにかく安いです。
この手の商品は、構造が単純なため、本家もパクリ品も大きな違いはないことが多いので、早速購入して使用してみることにしました。
エスビットと同サイズの固形燃料ストーブをレビュー(開封)
さっそく、「エスビットと同サイズの固形燃料ストーブ」を購入。
いっしょに固形燃料も購入します。
購入後、すぐに到着したので、開封して確認後、使い勝手をレビューします。
Amazonプライムに入っているので、2000円未満の購入でも配送料がかかりませんし、すぐに届くので便利です。
さっそく開封します。
表面に青色のシールが貼られているので、このシールは剥がして使用します。
ちなみに青い色のシールを剥がした状態は👇となります。
エスビットポケットストーブのパクリ品には表面に必ず使用方法のイラストが描いてあるのですが、型が出回っているのでしょうか?
もしくは、このパクリ品の製造元は全て同じで流通経路が違っているだけなのでしょうかね。
ちなみにサイズは、収納時が10×7.7×2.3cm、展開時が10×7.7×5.4cmとなっており、重量は105g。
材質は鉄(亜鉛メッキ)です。
サイズは本家とほぼ同程度、少しだけサイズが小さくなっているのでコンパクトさが増しています。
展開時はゴトク部分を90度、60度と分けて展開することができるので、クッカーによって使い分けることが可能です。
展開時は構造が甘いということはないので、カチカチとしっかりと展開された形が固定されるので安全です。
バリ取りは不十分なので、購入後は紙やすりでしっかりとバリ取りをしましょう。
開封して色々とチェックをしましたが、大きな問題はなし。
今のところ、エスビット本家との大きな違いも見られません。
さっそく使用してみましょう。
エスビットと同サイズの固形燃料ストーブをレビュー(使用)
さっそく、エスビットと同サイズの固形燃料ストーブを使ってみます。
このとき使用したものは、キャン・ドゥのバーベキュー用のミニ鉄板とトライアルで購入した牛肉のステーキ、固形燃料です。
その際のミニ鉄板に関する記事はコチラ👇
固形燃料の安定した火力で30分近くは燃焼させることが可能です。
美味しく、ステーキを焼くことができましたよ!
これ以外にも、メスティンでご飯を炊いてみましたが、変わらず美味しく炊くことができました。
その際の記事は、また書こうと思います。
実際に使ってしたレビュー感想としては、パチストーブも本家のエスビットポケットストーブと比較して遜色ない使い勝手だと思います。
ブランドに対して強い思いがないのであれば、5〜6分の1程度の値段で購入することができるので、このパチストーブで十分ではないでしょうか。
【まとめ】エスビットと同サイズの固形燃料ストーブは十分な性能
今回は、エスビットポケットストーブとそっくりなパチストーブ(エスビットと同サイズの固形燃料ストーブ)について紹介させていただきました。
商品名どおり、サイズが同程度、使用感も本家のストーブと大きな違いはありません。
価格も本家の5〜6分の1と非常に安価なので購入しやすく、万が一ハズレを引いても大きなダメージがないのが良いところです笑
使いやすい製品なので、ブランドに強いこだわりがある人でなければ非常にオススメですよ!
本日の記事は以上になります。最後まで読んでいただいてどうもありがとうございました。
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