今月は週末に台風が来たり、母親の実家の関係で山梨県へ宿泊で出掛けていたり、奥さんの家族が入院したりと色々重なってキャンプへ出掛けることができませんでした。
今週は義父の誕生日を祝うということで、奥さんの実家に宿泊をしたのですが、奥さんの実家は比較的田舎のため、周りに家も少なく、敷地も広いんですね。
ここならできる・・・ということで、奥さんの実家の庭で焚火で焼き芋を作ることにしました。
車に焚火台など一式を積んで奥さんの実家へGOです!
自分のアパートや実家の庭やベランダで焚火で焼き芋なんかを作ったら一発苦情ものです。
ちなみに、焼き芋に使うサツマイモは最近、趣味で市民農園を借りているのですが、そこで収穫できたサツマイモです。
サツマイモの収穫などについての記事はコチラから👇
焼き芋を作るために燃やす乾燥は市民農園で刈った雑草を乾燥させたものです。乾燥はなくても、薪を燃やして焼き芋を作ることができるのですが、落ち葉で焼き芋を焼く要領で使ってみることにしました。
用意するもの
キャンプ等のアウトドアで焼き芋を作るのに用意するものを紹介します。
- サツマイモ(本数適宜)
- 新聞紙
- アルミホイル
- 焚火台
- 薪または炭
- 落ち葉や乾燥(無くてもよい)
火を起こしてからサツマイモを焼く時間が30~40分程度はかかりますので、全体で1時間位の時間を要します。
焼き芋に使うサツマイモはこれだ!
紅はるか
新しい品種で甘さが強く、しっとりねっとりした食感が特徴のサツマイモです。焼き芋にすると、スイートポテトのように甘く、抜群の美味しさでおススメです。
安納芋
紅はるかには劣りますが、ほどよい甘さとねっとりした食感が特徴です。栗きんとんのような味わいと食感を楽しめます。
紅あずま
ほどよい甘さとほくほくした食感が特徴です。紅はるかや安納芋のねっとりとした食感とは対照的にホクホク感を味わうことができます。
味のバランスがよく、万人受けする焼き芋が作れます。
焚火で焼き芋を作ってみよう!
それでは、焼き芋を作る手順を紹介します。
サツマイモの下準備をしよう
まず、サツマイモをきれいに洗ったら、濡れた新聞紙で包んで、その上からアルミホイルで包みます。新聞紙は2重くらい、アルミホイルも1~2重くらいで大丈夫です。
焚火台で火を起こす
今回は炭ではなく、薪を使って焼き芋を作ります。通常の焚火と同様の手順で薪を割って種火用も作ります。
焚火台はユニフレームのファイアグリルを使用。購入したのは2014年の春なので既に5年半以上が経過していますが、まだまだ現役で頑張ってくれています。
ステンレスで錆びずに頑丈なので、長く使えるのでが良いですね。しかし、5年前と今をネットの料金で比べると4割程値段が上がっています。
こういうものは耐久性も高いので、思い立ったら早めに購入した方がよいですね。
それでは火を起こします。
火力が強い中にサツマイモを入れてしまうと、芋が生焼けになってしまうので、薪に火が回って火力が落ちるまで待ちます。
薪に火が回って、火力が弱くなってきたらサツマイモを焚火台の中に入れます。
サツマイモの向きを変える
15分に1回のペースでサツマイモの向きを変えましょう。
向きを変えることで、サツマイモにまんべんなく熱を加えるます。
乾草を投入
これはなくても良いのですが、今回は乾草を投入して燻すことにしました。
市民農園で刈って、土の上で乾燥させていた雑草をゴミ袋に入れて持ってきました。本当はそのまま乾燥させて、翌年3月頃に土の中に打ち込んで有機肥料にしようと考えていましたが、焼き芋で使用です。
ゴミ袋の中の乾燥を3回に分けて焚火台に投入します。
サツマイモを燻しています。
40分程焼きあげて完成!
アルミホイル等に包んだサツマイモを焚火台に投入してから、40分で焼き芋の完成です。
完成か確かめるために、一度焚火台からサツマイモを取り上げ、アルミホイルの上から菜箸などで刺して硬さを確認しましょう。
スムーズにさされば問題ないですが、上手く刺さらないようであれば、まだ生焼けなのでもう一度焚火台の中に戻して15分程焼きあげます。
表面は焦げていますが、中はホックリと軟らかく、とても甘い出来です。
これは美味しすぎる!皆からも大好評です。
甘さと食感は台所で蒸かすサツマイモの比ではありません!秋のキャンプ・アウトドアで焚火といったら焼き芋がおススメです!
ダッチオーブンで焼き芋を作ると美味しい?
キャンプといったらダッチオーブンというほど代表的な調理機材のダッチオーブンですが、焼き芋にはいかがでしょうか。
焼き芋は、サツマイモを60℃くらいの温度で加熱すると、酵素の力で芋のでんぷんが分解されて麦芽糖に変わり、これが焼き芋の甘さになります。
ただし、温度が70℃を超えると、その酵素が壊れてしまいます。
また、適度に水分が抜けることも甘くなることのポイントになります。
サツマイモを60~70℃の温度帯で、水分を15~30%程とばすことが甘く美味しい焼きいもを作るポイントです。
ダッチオーブンの場合、温度は問題ありませんが、「蒸す」ことが主体となってしまい、あまり水分は抜けず甘くさせることが難しくなります。
焼き芋を作るなら、焚火>ダッチオーブン で、焚火に軍配が上がります。
秋にキャンプ等のアウトドアをする時は、ぜひ焚火で焼き芋を作ってみてください。甘くて美味しい焼き芋を簡単に作ることができますよ!
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