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家庭菜園で虫除け・防寒・発芽対策には不織布がおススメ

農業・家庭菜園
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こんにちは、アウトドア大好きブロガーのユウタ(@yu_taok1)です。

今回は家庭菜園で活躍する、不織布について紹介しようと思います。

 

ユウタ
ユウタ

不織布は発芽からトンネル栽培までマルチに使えるアイテムです。

不織布なのにマルチ(マルチング)・・・。

 

マルチングに関する記事はこちら👇マルチもとても便利な農業アイテムです。

不織布もかなり使えるアイテムで、自分も家庭菜園でフル活用しているので記事で紹介しますよ。

 

不織布の良いところ、悪いところ

不織布の良いところ、悪いところ

 

不織布の良いところ、悪いところは次のとおりです。

 

  1. 軽い、保管しやすい
  2. 網目がとても細かい
  3. 通気性が良い
  4. 光を通す
  5. 水を通すが、土と不織布の間で保水性がある
  6. 値段が安い
ユウタ
ユウタ

不織布は良い点の多い使いやすい資材ですね

 

  1. 薄いので破れやすい
  2. 軽いため、しっかり留めておかないと風で飛ぶ
  3. 土などの汚れがつくと落ちにくい
  4. 保温性があるので夏は蒸れ、防虫対策に使いにくい
ユウタ
ユウタ

良い点が悪い点にもなりがちです。季節の使い分けをしましょう。

 

不織布は破れやすいですが、破れた場所はガムテープで補修できますし、何度も使いまわすことができるます。

また、値段も安いのでかなりコスパが良い農業資材です。

 

 

不織布の使い方に関する動画

不織布の使い方については、シェア畑の動画でも紹介されていますね。

 

👉家庭菜園はサポートもしっかりした全国70農園展開中!【シェア畑】

 

不織布を家庭菜園で使う場面

不織布を家庭菜園で使う場面

 

家庭菜園で不織布を使う場面について詳しく紹介します。

 

播種後の発芽にベタ掛けする

播種後の発芽にベタ掛けする

 

播種後、発芽させるには土が乾燥していないこと、一定の気温であることが必要です。

特に乾燥しないために、播種後は定期的な水やりが必要となり、水やりをかかすと播種が上手くいかないことがあります。

 

そこで、播種後に水をまいたら、不織布を直接被せる「べたがけ」を行いましょう。

 

播種後の発芽にベタ掛けする

 

写真のようなのがべたがけになります。べたがけすると、土からの水分の蒸発を防ぐことができるため、水やりをやらなくても大丈夫になります。

 

野菜の種の播種はだいたい9~6月頃で真夏を避けることが多いので、最初の水やり+べたがけで1週間程は水やりを防ぐことができます。

1週間程あれば、発芽するので播種後の水やりのみで大丈夫ですよ。

 

6月頃晴天が続いて、乾燥しそうな場合は、べたがけ後3日位で水やりをすればOKです。

 

 

春秋の防虫対策に被覆・トンネル栽培

春秋の防虫対策に被覆・トンネル栽培

 

不織布は、病害虫や鳥のからの防除にも有効です。不織布はきめがかなり細かい(防虫・防鳥ネットよりも細かい)のでほぼ全ての防除に有効です。

 

ただし、防除として使う時は虫などが侵入するすき間を作らないよう、被せることが必要です。 

 

参考に、病害虫が侵入できない隙間は👇のとおりです。

虫類隙間
オオタバコガ、ハイマダラノメイガ、モンシロチョウ、ヨトウガ類2~4mm以下
コナガ、アオムシ、カブラハバチ、ヨトウムシ類1.0mm以下
アブラムシ類0.8mm以下
ハモグリバエ類、キスジノミハムシ0.6mm以下
コナジラミ類、アザミウマ類0.4mm以下

  

冬場の防寒・霜対策にトンネル栽培

冬場の防寒・霜対策にトンネル栽培

  

不織布は保温効果が高いので、トンネル資材としても使えます。さらに光、水もとおすので、暖めながらもしっかりと野菜を成長させることができます。

 

野菜の上に直接被せるか、ポール資材・支柱を使ってトンネルにします。

11月以降になると気温がぐっと下がりますし、12月以降になると霜も降り始めるため、被服資材の効果がかなり高くなります。

 

防寒・霜対策に不織布を使えば、しっかりと野菜を栽培することが可能です。

ただし、不織布は軽く、風でバタつく可能性が高いので、しっかりとポールなどに固定して張り、風でバタつかないようにしましょう。

 

  

不織布の張り方・ポイント

不織布の張り方・ポイント

 

それでは、不織布の使い方について紹介しようと思います。

 

べたがけの場合

べたがけの場合

 

不織布は畝の幅×2倍程度の幅を用意するようにしましょう。幅が無駄なように思えるかもしれませんが、トンネルにも使えますし、短いと隙間ができて虫が侵入する可能性もあるので、なるべく長めのものを用意します。

  

用意するものは、👇になります。

  • 不織布
  • Uピン杭

 

不織布を固定する時は、マルチ押さえよりもUピン杭の方が使いやすくて便利です。

マルチ押さえだと、刺す部分が少し太く不織布が汚れたり破れたりします。また、地面に不織布を固定する時もUピン杭の方がしっかりと固定することができます。

 

 

不織布を被せる時は播種した土の上に、不織布をたるまないようにピンと張った状態で1.5~2m間隔でUピン杭で固定するようにします。

 

Uピンで固定する時は、ゴムハンマーがあると便利です。

 

たるんだ箇所があると、風でバタついてとんでしまったり、位置がズレてしまうことがあるのできちんと張るようにしましょう。

 

トンネルの場合

トンネルの場合

 

べたがけ同様、不織布は畝の幅×2倍程度の幅を用意するようにしましょう。

 

用意するものは、👇になります。

  • 不織布
  • Uピン杭
  • グラスファイバーポール又はトンネル型の支柱
  • ダブルクリップ又はトンネルパッカー

 

トンネルの場合も、べたがけと同じように不織布をピンと張った状態で作るようにします。

たるんでいると風でバタついたり、隙間から虫が入ってしまうことがあります。

 

トンネルをつくる時は、支柱でも良いですが、グラスファイバーポールだと、自由にしなり、畝の幅に合わせたトンネルを作ることができるので、汎用性が高くて便利です。

 

トンネルの場合

 

トンネル支柱をつくる時は、ポール支柱を立てる場所がずれるとトンネルがクネクネして、不織布がピンと張れない原因にもなります。

自分はメジャーを伸ばして、直線に沿ってポールを立てるようにしています。メジャーは長さを図るだけでなく、真っ直ぐ沿って支柱を立てたりするときに便利です。

 

また、不織布を固定する時は、Uピン杭を使いながら、部分的に不織布をポールにダブルクリップやトンネルパッカーで固定すると、よりしっかりと張ることができます。

 

トンネルパッカーは支柱に合った径のものを選ぶようにする必要があります。ダブルクリップは径の太さに関係なく使うことができます。

 

【まとめ】不織布を使って上手に野菜を栽培しよう

【まとめ】不織布を使って上手に野菜を栽培しよう

 

今回は、家庭菜園での不織布の利用について書かせていただきました。 

不織布は防虫・防鳥対策のほか、防寒・霜対策としても使える便利な家庭菜園のアイテムです。

 

また、不織布はトンネルとしても使えますが、播種時にべたがけを行うことで、少ない手間で発芽率を上げることができ、とても便利です。

 

作業の手間を減らして、品質の良い野菜を栽培したい方は、家庭菜園で不織布を使ってみてください。

 

本日の記事は以上になります。

最後まで読んでいただいてどうもありがとうございました。

 

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