プランターや市民農園で簡単に栽培できるバジル。バジルは手がかからずにどんどん成長するとても強いスパイスハーブです。
生の葉であれば、イタリア料理との相性が良く、フレッシュハーブとしてピザや生ハムと合せたりして、独特の爽やかな香りを楽しむことができます。
しかし、フレッシュバジルは収穫した葉をすぐに使わないとしよれてしまい、香りも見た目も落ちてしまいます。そんな時に便利なのが、ドライバジルとして加工して保存、使用すること。
ドライバジルにすると、1年間ほどは保存することができるので、非常に使い勝手が良くなります。
バジルは良く成長して、色々な料理にも使える非常に便利なスパイスハーブです。
バジルは、乾燥させると、生のときとはまた違ったエスニックな香りが増し、サラダやパスタ、スープなど色々な料理のスパイスとして使うことができますよ。
ドライバジルを作ってみよう
さっそくドライバジルの作り方を紹介します。とても簡単に作ることができますよ。葉をネットで乾燥させる方法もありますが、今回は、簡単ですぐできる、電子レンジを使った方法を紹介します。
バジルの葉を収穫(または購入)
栽培したバジルの葉を収穫します(もしくは購入)。この時に、葉柄を取り除くと、軟らかくフワッとした、ドライバジルを作ることができますが、面倒であれば、葉柄が付いたままでも大丈夫ですよ。
バジルの葉を水洗いする
収穫したバジルは汚れていることがあるので、水洗いをします。
フレッシュバジルとして生のまま食べるときは、洗うと水っぽくなり、香りも薄くなるため、水洗いは好まれませんが、乾燥させるときはキレイに洗いましょう。
バジルの葉は傷むと黒ずんだり、変色の原因となるので、やさしく洗うのがポイントです。
洗った後はザルなどにあげてしっかりと水をきりましょう。
水気を取って、キッチンペーパーで挟む
水洗いしたバジルの葉の水気をしっかりととります。キッチンペーパーやふきんでしっかりと水気を取ります。
水気を取ったハーブの葉をお皿の上でキッチンペーパーで挟むようにします。
お皿、ペーパー、バジル、ペーパー、バジル、ペーパー・・・といったようにミルフィーユのように段状の層にします。バジルの層は2~3位にするのがしっかり乾燥して良いです。
写真はお皿、ペーパー、バジル、ペーパー、バジル、ペーパー、バジル、ペーパーとバジルの葉の層を3段にしています。
水気はしっかりと取るようにしましょう。香りに影響するだけでなく、この後の電子レンジでの乾燥時間の調整にも大きく関係してきます。
電子レンジで乾燥させる
キッチンペーパーで挟んだバジルの葉を電子レンジで乾燥させます。
目安は600Wで4分です。水気の取りが甘い場合は、4分30秒を目安にします。
4分でいったん様子を見て、葉がパリッとしていなければ、20~30秒をさらにレンジで乾燥させます。
ドライバジルをフードプロセッサーで破砕する
乾燥させたドライバジルの葉を、フードプロセッサーで破砕します。
自分が使っているプロセッサーは「ブラウン ハンドブレンダー マルチクイック 1台4役」です。サイズは大きいですが、つぶす・混ぜる・きざむ・泡立てる、と4つの機能があり、1つ持っていると家庭で料理やお菓子を作る時の幅がぐっと広がります。
ボタンを押すという操作でアタッチメントの交換が可能なので、使う機能に合わせて簡単に取り換えが可能です。
バジルソース等のソースだけでなく、単純な混ぜるといった用途やミキサーを使ったお菓子作りにも使えるので、非常に重宝しています。
ドライバジルの葉を破砕します。
ドライバジルの葉はジップロックに入れて管理です。
容器に入れたら、フードプロセッサーで1分30秒ほど破砕します。破砕後の大きさは1~3mmほどになり、ちょうどそれくらいの大きさがバジルの香りも際立っておススメです。
ドライバジルをスパイスボトルに入れて完成
破砕したドライバジルを、スパイスボトルに入れて完成です。容器はオシャレなものを使うと、キッチンに置いておいても楽しい気分になります。
ドライバジル特有のエスニックの香りが、良いですね。肉やお魚料理、スープにも合います。
ドライバジルの保存方法
ドライバジルを作って粉砕したら、乾燥剤も一緒にスパイスボトルに入れて保存します。おススメはオシャレな乾燥材の珪藻土。
自分も、スパイスボトルに珪藻土と粉砕したドライバジルを入れて料理に使っています。
ドライバジルが沢山あってスパイスボトルに保存しきれない場合は、乾燥させた後、粉砕をせずにジップロックに入れて、冷凍庫で暗所低温保存をします。
そうすることで、より長い期間保存することができ、冷凍庫から出してフードプロセッサーで破砕すれば使うことができます。
ドライバジルを料理に使おう
ドライバジルを色々な料理に使ってみましょう。香りづけにパスタ、トースト、ドライバジルパン等にも使うことができて非常に便利ですよ!
料理に使ったり、
パスタに使ったり、
パンに使ったりでき、料理の幅が広がります!
本日の記事は以上になります。最後まで読んでいただいて、どうもありがとうございました。
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