こんにちは、アウトドア大好きブロガーのユウタ(@yu_taok1)です。

今回は自分のような平日は仕事をしていて、主に週末のみ家庭菜園を楽しんでいる、週末しか作業ができない人のための記事です。

畑仕事って大変そう…毎日通えないし、続けられるかな?

週末にまとめて作業するスタイルでも、ちゃんと野菜は育つの?
そう不安に感じている方も多いんじゃないでしょうか。
畑仕事は、毎日の積み重ねだけが全てではありません。
最初の準備とちょっとした工夫で、作業を劇的に減らし、週1回の作業でもたくさん収穫することは十分に可能です。
この記事では、忙しい人のための畑作業の超効率化テクニックを、実践的なノウハウとしてご紹介します。
キーワードは「時短」と「仕組みづくり」。
これを読めば、あなたの家庭菜園はもっと楽しく、もっと楽になるはずです。
筆記者ユウタの家庭菜園プロフィール
・小さい頃は家の近くに畑を借りて家庭菜園を行っており、自分も手伝っていた
・母の実家は山梨県の野菜農家(姉の旦那の実家は九州のキュウリ農家)
・大学は農学部。大学卒業後はプランターで野菜作りを始める
・7年前に市民農園を借りて野菜作りを始める
・現在は引っ越したため、近くの農家の方に畑を借りて野菜栽培中(2か所、計200㎡程)

キャンプや釣りなどのアウトドア全般が好きです!
野菜は20品種以上の栽培経験があり、仕事の経験から果樹の知識もあります。
\手軽に場所を借りて家庭菜園を始めるにはシェア畑/

週末の作業を劇的に減らす「3つの仕組みづくり」

日々の管理を楽にするためには、畑仕事を始める前にどれだけ準備を済ませておくかが勝負です。この3つの仕組みを最初につくるだけで、その後の作業量が劇的に減ります。
土づくりは最初の一発で勝負!

週1回の週末畑を成功させるには、土づくりを徹底的に行うのが鉄則です。
手作業ではなく、小型の電動耕うん機やミニ耕運機を使うと、広範囲の耕うんもあっという間に終わります。
力仕事が減るので、体力も温存できますよ。
ここで重要なのが、土をふかふかに保つ「団粒構造」をつくること。
耕すときに、堆肥やもみ殻などの有機物をたっぷり混ぜ込みましょう。
有機物はスポンジのように水を蓄え、ゆっくりと栄養を供給してくれるので、こまめな追肥や水やりが不要になります。
雑草対策は「物理マルチ」で一発解決!

畑作業で一番手間がかかるのが雑草対策です。草取りに追われないためにも、最初から「生やさない」仕組みをつくりましょう。
防草シートを畝に敷き詰めるのが、家庭菜園の効率化には一番です。物理的に雑草が生えるのを防ぐので、週末の作業は、穴を開けた部分から生えた雑草をサッと抜くだけで済みます。
ビニールマルチも便利!

栽培する作物によってはビニールマルチもおすすめです。地温を上げて野菜の生育を早めたり、アブラムシなどの害虫を避けたりする効果も。
さらに、収穫物が土に触れず、汚れないので、収穫後の後片付けも楽になりますよ。
「放置系」野菜をメインに選ぶ


手間をかけなくても勝手に育ってくれる、丈夫で育てやすい品種を選んでおくと、管理がグッと楽になります。
- 手間いらずの定番野菜:サツマイモ、ジャガイモ、ネギ、ニラ、サトイモなどは、植え付け後はほとんど手間がかからず、まさに週末家庭菜園の味方です。
- 病害虫に強い品種:家庭菜園向けに改良された病害虫に強い品種を選べば、見回りや農薬散布の手間も減らせます。
週末に「まとめてやる」効率的な作業リスト

準備が整ったら、週末の作業をルーティン化しましょう。週に一度だからこそ、以下の作業をまとめて行うことで、最大の効果を発揮します。
水やりは「たっぷり一度」が基本

毎日少しずつ水をやるのではなく、週末にたっぷりと一度に与えるのがコツです。
水やりの前には、指を土に2〜3cmほど差し込んで、乾いていないか確認しましょう。もし乾燥していたら、土の奥まで水が浸透するよう、時間をかけてゆっくりと与えてください。
- なぜこれが時短に?: 一度にたっぷりと水を与えることで、植物の根がより深く、広く伸び、乾燥に強い株に育ちます。頻繁に水をやる必要がなくなるので、管理が楽になります。
病害虫チェック&対策をルーティン化


病害虫の見回りは、週末の決まった時間に行うことで効率化できます。
- 全体をざっと見回る: まずは畑全体をざっと見渡し、葉の裏や株元まで入念に観察しましょう。
- 予防と対処の合わせ技:
- 予防:植え付けの段階でコンパニオンプランツ(例:マリーゴールド、バジル)を植えておくと、害虫が寄り付きにくい環境がつくれます。これは手間のかからない予防策です。
- 対処: 明らかな害虫や病気の兆候を見つけたら、必要な農薬をピンポイントで散布します。週末に一気に済ませられるので、被害が広がる前に対処できます。
効率的な農薬の活用法
農薬は、「使う」のではなく、「有効活用」するという意識が重要です。
害虫や病気の種類に合わせて適切な農薬を選び、パッケージに書かれた希釈倍率や散布時期、回数を厳守しましょう。
また、農薬には「予防用」と「治療用」があるので、これを理解して使い分けることも省力化につながります。
▼べと病の予防薬などではダコニールが有名です
収穫と「考える時間」の有効活用

週末の畑作業のゴールは「収穫」と、来季に向けた「考える時間」を確保することです。
収穫&同時に後片付け
週末に収穫できるものをすべて取り、同時に枯れた葉や終わった株を整理しましょう。病害虫の隠れ家をなくすことで、次の週の作業が格段に楽になります。
来季への計画を立てる
週末は、次のシーズンに向けて「考える」貴重な時間です。単に次の作物を決めるだけでなく、より賢く、より楽に畑を続けるための計画を立てましょう。

自分はExcelで1年間の作付け計画を畝ごとに作っています。
輪作等もあるので、過去何をどこに植えたか、いつ植えたか、いつどの作業をするのかを作成、記録しています。
この作業はかなり重要です!
- 輪作を考える:昨年と同じ場所に同じ野菜の仲間(例:ナス科→ナス科)を植えない「輪作(作物のローテーション)」を意識します。これだけで、特定の病害虫や連作障害を防げます。
- 栽培記録をつける:週末にスマホで畑の写真を撮ったり、簡単なメモを残したりする習慣をつけましょう。「この場所のトマトはよく育った」「キャベツにアブラムシがついた」といった記録が、来季の計画に役立ちます。
- 簡単な土壌診断、PH測定:来季の植え付け前に、市販の土壌診断キットで土の状態をチェックしてみましょう。土の性質を知れば、肥料の量を調整する手間が減り、最適な土づくりにつながります。
【まとめ】働く時間を「考える時間」に変えて効率よく作業しよう

畑作業を「重労働」と捉えず、「仕組みづくり」と捉えることで、週末の畑は楽しみに変わります。
このガイドでご紹介した「最初の準備」と「効率的なルーティン」は、畑作業の労力を劇的に減らし、たくさんの収穫と充実した時間が手に入ります。
限られた時間を最大限に活かし、家庭菜園をもっと身近に、そしてもっと楽しんでください!
家庭菜園を始めるなら「シェア畑」もおススメ

家庭菜園を始めたいけど栽培する場所がない、作り方が分からないという方向けに、アドバイサー付きで初心者にもおすすめのレンタル畑サービスの「シェア畑」について紹介しようと思います。


シェア畑とは、関東、関西、九州など全国130以上の場所にある、株式会社アグリメディアが運営するサポート付きレンタル農園です。
使われていない農地・遊休地を活用して、誰でも気軽に農業に触れられるレンタル農園として再生していて、今まで76,000人以上の利用者数を誇る人気のサービスです。
また、シェア畑には農業アドバイザーのサポートが付いているので、初心者でも気軽に野菜作りが楽しめます。
さらに必要な道具もすべてシェア畑にそろっており、週に1回ほどのペースで自由に通えます。
★シェア畑がおすすめな人
- 家庭菜園を始めたいけど経験がない人
- 野菜作りの道具を持っていない、使い方が分からない人
- 野菜の作り方について、アドバイスが欲しい人
- 畑で栽培したいけど、場所がない人

シェア畑は家庭菜園が初めての人におススメです。「家庭菜園教室」に通う感じで、アドバイサー付きで道具も全て借りることができます。
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