こんにちは、アウトドア大好きブロガーのユウタ(@yu_taok1)です。
「まとまった休みが取れない」「キャンプ場に行く時間はない」。そんな時でも、焚き火の音を聞きながら、外で炊きたてのご飯を食べたい!——この願望、アウトドア好きなら誰もが持っているはずです。
自分が30年以上のキャンプ経験からたどり着いた結論、それが「七輪炊飯」です。

キャンプ飯を手軽に楽しむなら、七輪が最適です!
七輪は、庭やベランダ、ちょっとしたスペースでも手軽に「ミニキャンプ」を実現できる最高の道具です。
この記事では、キャンプ場に行けない方のために、七輪を使って驚くほど美味しいご飯を炊き、最高の外ご飯を味わう方法を、失敗しない4つのステップに分けて徹底解説します。
自宅で40分後には、非日常の贅沢が待っていますよ!
【ユウタのキャンプ経歴】
- 4歳から家族でキャンプに行き始める、キャンプ経験30年以上
- 20歳に初めてソロキャンプデビュー
- 月に1回以上はキャンプに行っており、大晦日もキャンプ場で焚火をしている
- ブランドメーカーからダイソーの100円ギアまで色々試してみるのが大好き



キャンプ大好きです。特にソロキャンプの経験が長いです!
なぜ七輪?究極の「おうち外ご飯」を実現する3つの魅力


キャンプ用品はたくさんありますが、なぜご飯を炊くのに「七輪」を選ぶべきなのでしょうか?
専門店級の美味しさ!遠赤外線効果が米の甘みを引き出す


七輪の最大の強みは、火力の安定性と遠赤外線効果にあります。
炭火から出る遠赤外線は、クッカーを外側からじっくりムラなく加熱するため、米粒の芯まで熱が通り、一粒一粒がふっくらと立ち上がります。
電気炊飯器では味わえない、お米本来の甘みと香りを最大限に引き出すのが七輪炊飯の醍醐味です。
ベランダ・庭でOK!コンパクトさと煙の少なさ
七輪は非常にコンパクトで、ベランダや庭でも手軽に出して使えます。
また、焚き火台と違い、燃料に「炭」を使うため、薪のような大量の煙が出ません。
近隣を気にせず、静かにアウトドアの雰囲気を楽しむのに最適です。
炭火の長時間維持力で「ついで調理」が可能


ご飯を炊くのに必要な時間はたったの30〜40分ですが、炭の火はその後、1〜2時間持続します。
炊飯が終わった残りの炭火で、すぐにおかずを調理できるのが七輪の大きなメリットです。無駄がなく、最高の食体験に繋がります。
七輪炊飯に必要な道具と失敗しない「選び方」


七輪で美味しいご飯を炊くには、いくつかの道具の準備と、ちょっとしたコツが必要です。
必須道具リスト
七輪、炭、網の基本に加え、あると便利な道具です。
道具 | 用途と選定ポイント |
---|---|
七輪本体 | 1~2人用程度のコンパクトなものがおすすめ。卓上タイプだと高さも低く使いやすい。 |
クッカー | 密閉性が高いフタが付いたアルミ製またはチタン製のもの。フタが動かない重さが必須。 |
炭 | 薪より炭を推奨。煙が少なく、火力が安定し、遠赤外線効果が高い。 |
網 | クッカーを置くための網。焼き網としても兼用できるものが便利。 |
着火具 | シングルバーナー、またはチャッカマンと着火剤。火起こしをスムーズに。 |
計量カップ | 米と水は1対1.2の「黄金比」を厳守するため、正確な計量が必要です。 |
タオル | 炊飯後の「蒸らし」に必須。 |
七輪とクッカーの選び方


七輪:BUNDOK(バンドック)やロゴス(LOGOS)の卓上型
初めて七輪炊飯に挑戦するなら、
BUNDOKやロゴスが出している直径20cm前後の卓上七輪が最適です。手頃な価格で、自宅でも扱いやすいサイズ感が魅力です。
クッカー:密閉性が全て!
炊飯において最も重要なのは、蓋でしっかり密閉し、圧力をかけることです。
- アルミ製: 熱伝導率が高く、早く炊ける。初心者にもおすすめ。
- チタン製: 丈夫で軽量、焦げ付きやすいが火加減に慣れれば最高の相棒に。(スノーピークなどのブランド品は所有欲も満たしてくれます。)
ケトルのように口が開いているタイプは密閉できず、失敗の原因となるため避けましょう。
おすすめは、スノーピークのチタンのパーソナルクッカーです!
失敗ゼロ!七輪で炊き上げる「黄金の4ステップ炊飯術」


ここからは、経験に基づいた具体的な炊飯手順です。
お米の準備と黄金比の浸水


- 洗米と計量: 米1合(180ml)に対し、水は1.2倍の216ml(2合なら432ml)を正確に計量します。
- 浸水(最低30分): 米に水を加えたら、最低でも30分、夏場は30分、冬場は1時間ほど浸水させます。これを怠ると、芯が残ったご飯になってしまいます。
炭火の着火と火力調整
- 着火: 七輪に炭を入れ、シングルバーナーやチャッカマンを使って着火します。炭全体に火が回り、炎が上がらずに赤く熾(おこ)っている状態が理想です。
- クッカーを乗せる: 七輪の上に網を置き、クッカーを乗せます。蓋には必ず重い石や別の調理器具を置いて、圧力をしっかりかけましょう。
炊飯の見極め(音と香りが合図)
ここからは火力勝負です。炭火の遠赤外線効果を最大限に活かし、20〜30分かけて炊き上げます。
- 最初の10分(強火): 「シュー」という蒸気の音が出始めます。
- 次の10分(中火): 蒸気が勢いを増し、グツグツという音に変わります。焦げ付かないよう、火力の強い炭を少し横に避けましょう。
- ラスト5分(弱火): 蒸気が減り、「チリチリ」「パチパチ」という音が聞こえ始めたら危険信号!これが「おこげのサイン」です。
裏ワザ:焦げ付きを防ぎ、洗いを楽にする方法
クッカーの底にアルミホイルを敷いてからお米を炊くと、熱が直接伝わるのを防ぎ、焦げ付きにくくなります。
また、後片付けもアルミホイルを捨てるだけで済むので、特にベランダで炊飯する際に非常に便利です。
タオルでくるんで15分間「蒸らし」


おこげの匂いを感じたら、すぐに七輪から下ろし、厚手のタオルでクッカー全体をくるみます。
- 蒸らし時間: 15分間は絶対にフタを開けずに放置します。蒸らしで余熱が米全体に行き渡り、ふっくらとしたご飯が完成します。
残りの炭火を徹底活用!最高の食事で1日を終える


ご飯が蒸らされている間に、残りの炭火を最大限に活用しましょう。七輪の炭火は長持ちするので、十分におかずを焼くことができます。
炊飯後の2大ご褒美メニュー




炊きたてのご飯があれば、シンプルなおかずが最高のご馳走になります。
残り火でお肉や魚を焼いて、炊きたてのご飯と頬張る瞬間は、まさに至福です。
【まとめ】七輪炊飯で始める「1歩先のアウトドアライフ」


七輪でご飯を炊くという行為は、単に調理をするだけでなく、日常に非日常の体験と、達成感をもたらしてくれます。
準備から片付けまで1時間足らずで完了しますが、その満足感はキャンプに行った時と変わりません。
今回ご紹介した七輪炊飯のノウハウは、ソロキャンプやベランピングはもちろん、災害時の炊き出しにも応用できる、一生もののスキルです。



ぜひ、週末の空いた時間を使って、七輪で最高の炊きたてご飯と贅沢な外ご飯を体験してみてください。
アウトドアライフが1段階豊かになるはずです。
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