こんにちは、アウトドア大好きブロガーのユウタ(@yu_taok1)です。
キャンプは非日常の楽しみですが、準備や撤収のとき、ちょっとしたストレスを感じませんか?
特に、たくさんのキャンプ用品を車に積み込むとき。
形やサイズがバラバラなコンテナボックスを重ねると、トランクの中でガタガタ不安定になり、デッドスペースが生まれてしまいます。

重くてかさばるコンテナをいくつも運ぶ作業自体が、かなりの重労働です。
そして忘れてはいけないのが、帰宅後の泥だらけになったコンテナの手入れ。これが億劫で、片付けが後回しになることも…。
そんな悩みを一瞬で吹き飛ばしてくれるのが、スーパーで見かける「買い物カゴ(マイバスケット)」です。
数百円で手に入る、ただのプラスチックのカゴですが、その汎用性と規格の統一性が、あなたのキャンプ収納を劇的にスマートに変えてくれるんです。
筆記者ユウタのキャンプ遍歴
・4歳から家族でキャンプに行き始める、キャンプ経験30年以上
・20歳に初めてソロキャンプデビュー
・月に1回以上はキャンプに行っており、大晦日もキャンプ場で焚火をしている
・ブランドメーカーからダイソーの100円ギアまで色々試してみるのが大好き

キャンプだけじゃなく、釣りやクロスバイク、レンタル菜園で野菜も作ってます!
カゴを選ぶ5つの最強メリットと視覚的な分かりやすさ

なぜ、専用ボックスと比較して買い物カゴが優れているのかを、「隠された能力」として5つにまとめました。
メリット | すごいところ! | キャンプでの効果 |
---|---|---|
統一規格 | ほとんど同じサイズ(約43L)で頑丈。上に積んでも安定感が抜群。 | トランクにピタッとハマり、走行中の荷崩れを完全に防ぐ。 |
抜群の通気性 | 側面の穴(通気孔)が風を通し、湿気を逃がす構造。 | 濡れたギアも蒸れず、カビや臭いを防ぐ。水切りカゴにもなる。 |
軽量でタフ | 重量が軽く、重いギアを満載しても持ち運び◎。耐久性も高い。 | 運搬時の負担が大幅に減り、泥汚れも遠慮なく水洗い可能。 |
色で分類できる | 色々なカラーを選べる。 | 中身のジャンルを色で記憶でき、必要なものがすぐ見つかる。 |
価格の安さ | 1個数百円と非常に安価。 専用コンテナよりも安い。 | お金をかけずに収納システムができる。 |
最高の「積みやすさ」で車のトランクがスッキリ!

買い物カゴが持つ「統一規格」は、キャンパーにとって最強の武器です。
縦横のサイズが揃っているため、まるでレゴブロックのようにビシッと安定して積み重ねられるのが最大の強みです。
車のトランクの空間を隅々まで活用でき、積載効率が格段に向上します。
買い物かごは安い価格も魅力
専用の収納ボックスは1個数千円しますが、買い物カゴなら1個数百円。たくさん揃えても、初期費用を抑えながら、プロ級の収納システムを構築できます。
「準備」「現場」「片付け」の3ステップ活用術で時短を極める

買い物カゴは、キャンプの3つのシーンで活躍します。
カゴを最大限に活用するための具体的な手順をご紹介します。
シーン | 使い方 | カゴに入れるもの | 効果 |
---|---|---|---|
自宅での準備 | 「1カゴ1ジャンル」でキット化 | 【炊事セット】調味料、カトラリー、洗剤、スポンジ、ゴミ袋 | 当日、カゴを積むだけで忘れ物0。 |
キャンプ場 | 「定位置」として配置・水切り利用 | テーブルに置く小物(ティッシュ、スプレー)、洗い終わった食器 | テーブル上が散らからず、食器も早く乾く。 |
撤収・帰宅 | 「汚」「済」の2種類に分けて積む | 【汚カゴ】泥つきペグ、濡れた雑巾、使用済み焚き火ギア | 帰宅後の手入れが最小限で済む。 |
自宅での準備効率を10倍にする「キット化戦略」

買い物カゴを使う最大の利点は、カテゴリごとにギアを1カゴにまとめ、そのまま持ち運べることです。
いわゆる、「キット化戦略」です。
① 1カゴ1ジャンルの徹底:
まず、カゴごとに役割を決めましょう。「焚き火用キット」「調理器具キット」「照明&電源キット」など、使用シーンで分けるのがコツです。
これで、キャンプ場で火を起こすときには「焚き火用カゴ」だけを開ければOK。必要なものがすべて手の届く場所に集まり、必要なものだけをサッと取り出せるようになります。
② ラベリングと色分けの活用:
カゴが3つ以上になったら、側面にマスキングテープなどでラベルを貼るのがおすすめです。
「炊事(赤)」「リビング小物(青)」「寝具小物(緑)」のように色と用途を統一すると、トランクを開けた瞬間にどこに何があるか一目瞭然です。
積み込み前の最終チェックも、カゴの数と色を確認するだけで忘れ物がなくなります。
③ 隙間を埋めるクッション材としての利用:
カゴの中にタオルやブランケットなどの布製品を詰め、ほかのデリケートなギアの隙間を埋めるクッション材として利用しましょう。
運搬中の振動によるギアの破損を防ぎ、パッキング時に緩衝材を別途用意する手間が省けます。
キャンプ場での使い勝手を向上させる「現場活用術」

キャンプ場に着いたら、買い物カゴは単なる収納ではなく、「定位置」として大活躍します。
① 抜群の水切りカゴとしての活用:
洗った後の食器をカゴに入れたまま置いておけば、側面の穴(通気孔)のおかげで水がしっかり切れ、衛生的に早く乾きます。
専用の水切りネットを使う必要もありません。
また、突然の小雨が降ってきた場合でも、カゴは水を溜めることなく排水してくれるため、中に入れたものが浸水しにくいというメリットもあります。
② リビング小物の定位置:
リビングエリアに1つ、「すぐ使うカゴ」を配置しましょう。
ここには、トランプ、ウェットティッシュ、虫よけスプレー、車の鍵など、散らばりがちな小物をすべて集めます。テーブルの上に置きっぱなしになるのを防ぎ、サイトの景観を損ねません。
テント内にもう1つ設置すれば、夜間用のヘッドランプやメガネの定位置になります。
③ 食材の保冷ボックスとの連携:
クーラーボックスの横にカゴを1つ置き、「野菜ストック」「調味料一時置き」など、冷蔵庫には入れない食材の定位置にしましょう。
これにより、食材が地面に直置きされるのを防ぎ、衛生的にも安心です。
帰宅後のストレスを半減する「汚・済 分類術」

撤収時、ただ荷物を詰めるのではなく「帰宅後すぐに手入れが必要なもの(汚カゴ)」と「手入れ不要で保管できるもの(済カゴ)」に分けながら詰めるのが、最速の片付けテクニックです。
① 「汚カゴ」への1アクション:
泥つきペグや、灰が付着した焚き火台のパーツなど、汚れているものを入れるカゴには、事前に大きめのゴミ袋をセットしておきましょう。
汚れたギアを直接カゴに入れる前に袋に入れることで、カゴ本体が汚れるのを防ぎ、帰宅後にカゴを洗う手間を省略できます。
② 積載の最終最適化と安全性の確保:
「汚カゴ」はトランクの底や、ほかのギアに触れない端っこに積むのが基本です。
帰りのトランクは空きスペースができがちですが、統一規格のカゴは安定したタワー状に積み重ねられるため、運転中に荷物が動いてしまうリスクを最小限に抑えられます。
③ 帰宅後の動線と収納効率:
帰宅したら、「汚カゴ」はすぐに泥落としができる場所(ベランダや庭)へ直行。
「済カゴ」はそのまま棚やクローゼットへ戻すだけでOKです。この動線の分離が、面倒な片付けをサボることなく、スムーズに終えるための最大の秘訣です。
また、カゴはガレージなどのスチールラックにシンデレラフィットするサイズなので、そのままオフシーズンの保管にも使えます。
ちょっとした裏ワザ:カゴをテーブルにするDIY

ホームセンターで木の板をカゴのサイズに合わせてカットしてもらい、カゴのフタとして使うのも便利です。
これをカゴの上に乗せれば、即席のサイドテーブルや、テント内のちょっとした棚として使えて非常に便利です。
明日から変わる!「買い物カゴ」で始めるスマートキャンプ

紹介した通り、買い物カゴは「安さ」だけでなく、「規格の統一性」「通気性」「軽さ」といった、キャンプ収納に求められる実用的な要素をすべて兼ね備えた優秀なアイテムです。
特別な知識や技術は必要ありません。
安価なカゴをいくつか揃え、「1カゴ1ジャンル」でキット化する。たったこれだけの工夫で、あなたのキャンプ準備・片付けの時間は大幅に短縮されます。
重くてかさばるコンテナを運ぶストレスから解放され、本当に集中すべき「キャンプを楽しむ時間」を増やしましょう。
もし、次のキャンプがまだ先だとしても、今のうちからカゴを揃えて「キット化」を始めれば、次のシーズンが来る頃には完璧なスマートキャンパーになっているはずですよ。
今回紹介した買い物かご、関連ギアをチェックしよう。
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この「買い物カゴ収納術」について、例えば「照明&電源キットの中身」をもっと具体的に知りたいなど、さらに深掘りしたい点があれば、いつでもお声がけくださいね!
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