こんにちは、アウトドア大好きブロガーのユウタ(@yu_taok1)です。
焚き火で調理した料理は格別ですが、「家で使っている鍋をかけたら取っ手が溶けた」「せっかくのクッカーが真っ黒なススまみれで洗うのが地獄」という経験はありませんか?
それは、直火NGなクッカーを使っているのが原因です。焚き火の炎は予測不能で、ガス火とは全く特性が異なります。

汚れたクッカーの対応は大変なんですよね!
この記事では、「一生モノの相棒」として長く使えるクッカーを見つけるための素材別の選び方を徹底解説します。
これさえ読めば、あなたの焚き火調理から「失敗」「焦げ」「スス」がゼロになります!
筆記者ユウタのキャンプ遍歴
・4歳から家族でキャンプに行き始める、キャンプ経験30年以上
・20歳に初めてソロキャンプデビュー
・月に1回以上はキャンプに行っており、大晦日もキャンプ場で焚火をしている
・ブランドメーカーからダイソーの100円ギアまで色々試してみるのが大好き

キャンプだけじゃなく、釣りやクロスバイク、レンタル菜園で野菜も作ってます!
焚火クッカー選びで絶対に避けるべき「3つのNG」

樹脂・ゴムパーツは容赦なく炎に溶ける
自宅用や登山用の軽量クッカーは、持ち手や蓋のつまみに樹脂やゴムが使われていることが多いです。
焚き火の炎は横や上にも回り込むため、これらのパーツは即座に溶けて使用不能になります。
【購入前にチェック!】 焚き火メインで使うなら、**金属のみ(オールメタル)**の製品を選びましょう。
強度の低いアルミはススで傷だらけに
アルミは軽量で熱伝導率が高い反面、強度が非常に低いです。
焚き火でついたススを落とそうとゴシゴシ擦ると、すぐに凹んだり、傷だらけになってしまいます。アルミ製の飯盒やメスティンを使う場合は、後述の「スス対策」が必須です。
焚き火とススはセット!「対策」をしないと地獄
焚き火は薪が不完全燃焼するため、スス(煤)は避けて通れません。
- 対策法1: 「ススがついても気にならない」素材(鉄)を選ぶ
- 対策法2: 「ススが落としやすい」素材(ステンレス)を選ぶ
【素材別ランキング】焚き火に強いクッカー素材の特徴と選び方

焚き火調理に最適な素材を「強度」と「料理の質」で評価します。
第1位:鉄製(ダッチオーブン・スキレット)- 最高の雰囲気と味

鉄は蓄熱性が最高峰で、一度温まると冷めにくい(保温力が高い)ため、火力の安定しない焚き火でも、ステーキや煮込み料理が美味しく仕上がります。
元々黒いためススも目立ちません。
強度・蓄熱性 | 手入れ | おすすめ用途 | |
---|---|---|---|
評価 | 圧倒的な強度、最高の蓄熱性 | シーズニングが必要(手間あり) | ステーキ、煮込み、オーブン料理 |
【おすすめアイテム2選:鉄製】
- LODGE(ロッジ)スキレット 10 1/4インチ: 分厚い鉄がステーキや餃子をムラなく焼き上げる定番。シーズニング済みで初心者にもおすすめ。
- ユニフレーム ダッチオーブンスーパーディープ: 黒皮鉄板製で錆びにくく、鉄鍋初心者でも比較的扱いやすい定番ダッチオーブン。
第2位:ステンレス製(ケトル・深鍋)- 手入れのしやすさNo.1
ステンレスは強度が高く、アルミのように凹みにくいのが特徴です。ススが付いても金タワシでゴシゴシ擦って洗えるため、後片付けのストレスが最小限です。
特性 | 強度・蓄熱性 | 手入れ | おすすめ用途 |
---|---|---|---|
評価 | 高い強度、凹みにくい | 非常に容易(金タワシOK) | 汁物、ヤカン、パスタ、米炊き |
【おすすめアイテム2選:ステンレス製】
- イーグルプロダクツ キャンプファイヤーケトル: 焚き火に映える北欧デザインと、吊り下げ可能なツル付き。オールステンレス製で長く使えます。
- ユニフレーム 焚き火鍋: 樹脂パーツ不使用のオールステンレス製深鍋。鍋料理から米炊きまで万能。
第3位:チタン製(ソロマグ・クッカー)- 究極の軽量性
チタンは驚異的な軽さが魅力で、主に登山やソロキャンプで活躍します。
炎に強く錆びませんが、熱伝導率が低いため焦げ付きやすく、炒め物には不向きです。湯沸かし特化で使うのがおすすめです。
- TITAN MANIA(チタンマニア) チタンマグカップ 750ml 蓋付き クッカー : ツル付きの大型マグは、ソロの焚き火でお湯を沸かす、ラーメンを煮るなど多用途に使えて非常に便利です。
補足:アルミ製(飯盒・メスティン)は「スス対策」が鍵
アルミ製の飯盒やメスティンは、熱伝導率の高さからご飯が美味しく炊ける人気アイテムですが、強度が低くススで傷つきやすいのが弱点。
【スス対策の裏技】 焚き火にかける前に、クッカーの外側全体に食器用洗剤(中性洗剤)を薄く塗っておくと、ススが付着しても水洗いで簡単に落とせます。
【必須ギア】焚き火調理を快適にする相棒アイテム7選

安全かつ快適に焚き火調理を行うために、クッカーとセットで用意したい必須アイテムをご紹介します。
熱くなった鍋を掴むための「耐熱グローブ」
高温になったクッカーの取っ手を掴むための耐熱グローブは絶対に欠かせません。安全に調理するためのマストバイアイテムです。
【おすすめアイテム2選:耐熱グローブ】
- GRIP SWANY(グリップスワニー)G-1: プロキャンパーに愛用される定番。耐久性、耐熱性、フィット感すべてで最高峰。
- ZEN Camps キャンプ アウトドア用 グローブ 手袋 耐熱性: コスパと手軽さ重視ならこちら。柔らかく、手入れも簡単で、熱い薪を掴むことも可能です。
火力調整と安定に欠かせない焚き火台ギア5選

焚き火調理の成功は、クッカーを火の「どの位置」に置くかで決まります。
- トライポッド: ダッチオーブンなどの重い鍋を吊り下げ、安定した火加減で調理可能。ワイルドな雰囲気を演出できます。
- 焚き火テーブル(サイドテーブル): 熱くなったクッカーや調理器具を一時的に安全に置くための台として必須です。
- 火吹き棒(ファイヤーブラスター): 炎が弱くなったとき、ピンポイントで空気を送り込み火力を復活させるために使います。
- 火消し壺: 帰宅前の熾火や炭を安全に処理し、焚き火台をきれいに保つための必須アイテム。
- 風防(ウィンドスクリーン): 風による火力の低下やムラを防ぎ、熱効率を上げるために使用します。
まとめ:【失敗ゼロへ】焚き火クッカー&必須ギアで快適な焚火を楽しもう

今回ご紹介した素材別クッカー5選と、焚き火調理を安全・快適にする必須ギア7選を合わせ、合計12種類のアイテムをマスターすれば、焚き火調理は劇的に変わります。
焚き火で使う道具は、使えば使うほどススがついて愛着が湧く「一生モノ」の相棒になります。
ぜひ、この記事を参考に、あなたのスタイルに合った最高の直火クッカーを見つけて、キャンプ飯を格上げしてください!
焚き火調理を格上げするクッカー&ギアの全12選・関連ギアをまとめてチェックしよう!
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