牛乳パックは最強のキャンプギア!着火剤・まな板の二刀流活用術

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こんにちは、アウトドア大好きブロガーのユウタ(@yu_taok1)です。

 

キャンプ愛好家にとって永遠のテーマは「いかに荷物を減らし消耗品にお金をかけないか」という点ではないでしょうか。

 

長期的に使うテントやチェアには投資しても、着火剤や調理に使う使い捨てのアイテムは、できるだけ費用を抑えたいものです。

 

特に、消耗品のコストは年間で見るとバカになりません。

 

そこで今回は、あなたの家の台所で毎日出る「牛乳パック」を、驚くほど高性能なキャンプギアに変身させる裏技をご紹介します。

 

牛乳パックは、使い捨てのまな板として利用した後、そのまま強力な着火剤へと生まれ変わる「二刀流」の隠れた逸品です。

 

  • 費用はゼロ円: 日常のゴミを再利用するため、コストはかかりません。
  • 荷物ゼロ: まな板と着火剤の2役を兼ねるため、荷物がかさばらない。
  • ゴミゼロ: 使用後は燃やし尽くすため、持ち帰るゴミが極限まで減る。

 

ユウタ
ユウタ

この記事を読めば、あなたはもう着火剤を買う必要はありません。

 

筆記者ユウタのキャンプ遍歴

・4歳から家族でキャンプに行き始める、キャンプ経験30年以上

・20歳に初めてソロキャンプデビュー

・月に1回以上はキャンプに行っており、大晦日もキャンプ場で焚火をしている

・ブランドメーカーからダイソーの100円ギアまで色々試してみるのが大好き

ユウタ
ユウタ

キャンプだけじゃなく、釣りやクロスバイク、レンタル菜園で野菜も作ってます!

 

目次

【ゼロ円節約】なぜ牛乳パックが最強の着火剤・まな板になるのか?

【ゼロ円節約】なぜ牛乳パックが最強の着火剤・まな板になるのか?

 

ただの紙パックが、なぜキャンプでこれほど優秀なのでしょうか?その秘密は、牛乳パックの特殊な素材にあります。

 

長時間燃焼を可能にする「ポリエチレン・コーティング」

牛乳パックの内側と外側は、液体が漏れないようポリエチレンという防水素材(プラスチック)でコーティングされています。

 

このポリエチレンは石油由来であり、焚き火に入れると新聞紙よりもはるかに長時間、安定して燃焼します。この持続性が、薪や炭に火を移す際の強力な助けとなります。

 

水に強く高強度な「まな板」としての適性

牛乳パックに使用されている紙は、非常に高い防水性と強度を持っています。

そのため、薄く開いた状態でも水に濡れてすぐにふやけることがなく、衛生的な使い捨てまな板として十分な機能を発揮します。

 

環境に配慮した「ゴミゼロ」

使用済みのパックは、焚き火で燃やし尽くすことで、燃えにくい調理ゴミ(肉や魚を切った後の付着物など)を減らし、環境に優しいゴミゼロ撤収を実現できます。

 

活用術1:かさばらない「使い捨てまな板」としての使い方

活用術1:衛生的でかさばらない「使い捨てまな板」としての使い方

 

まず、まな板として使うための準備と方法です。

 

【重要】キャンプ前の準備:自宅でパックを開いておく

【重要】キャンプ前の準備:自宅でパックを開いておく

 

現地での手間を省き、荷物にならないように、キャンプへ持っていく前に牛乳パックを完全に切り開き、写真のようにフラットなシート状にしておきましょう。

(自分は夕食・朝食の2食分として2枚持っていくことが多いです。)

 

衛生面を解決する「使い切り」の安心感

肉や魚、ニンニクなど、匂いや雑菌が気になる食材を切る際に使用しましょう。

一般的なまな板の持ち運びや洗浄の手間がなくなり、調理が終わったらそのまま着火剤として使えるのが最大のメリットです。

 

活用術2:「最強着火剤」への変身術

活用術2:燃焼力を最大限に引き出す「最強着火剤」への変身術

 

まな板として役目を終えた牛乳パックを、強力な着火剤へと変える手順をご紹介します。

ポイントは、「燃焼度の高いコーティング」「火が付きやすい繊維」の両方を活用することです。

 

ステップ1:ナイフでカットし、切り片を剥がす

ステップ1:ナイフでカットし、切り片を剥がす

 

牛乳パックの切り片を途中まで2枚に剥がします。完全に分離させず、途中の部分だけを剥がすと、火の回りが良くなります

 

ハサミでも良いですが、キャンプで使うナイフで切ると、切り口が多少荒れて紙の繊維が露出し、より火が付きやすくなるためおすすめです。

 

ステップ1:ナイフでカットし、切り片を剥がす

 

ステップ2:繊維をちぎって「火口(ほくち)」を作る

ステップ2:繊維をちぎって「火口(ほくち)」を作る

 

剥がした切り片の繊維面を一部使い、手で細かくちぎってフワフワの状態にします。

 

これを牛乳パック本体の上に置き、「火口(ほくち)」とします。細かくちぎることで、露出した繊維に一気に火が付きやすくなります。

 

ステップ3:ファイヤースターターで着火

ステップ3:ファイヤースターターで着火

 

このちぎった火口部分に火を付ければ、ポリエチレンコーティングに引火し、安定した炎が得られます。

 

  • ライターやチャッカマン火口のフワフワした部分に静かに火をつけます。

 

  • ファイヤースターターライターを使わず、マグネシウムの棒(ファイヤースターター)の火花で火を起こす場合は、露出させた繊維面をさらにナイフで細かく削り、フワフワのティンダー(着火材)にしておくと、一発で着火できます。

 

安定して燃え始めたら、乾燥した小枝や松ぼっくりを使って火を大きくし、メインの薪や炭に火を移していけば成功です!

 

 

牛乳パックを活かす「焚き火の相棒ギア」3選

【収益化強化ポイント】牛乳パックで差をつける「焚き火の相棒ギア」3選

 

牛乳パックは無料の最強アイテムですが、その性能を最大限に引き出し、焚き火の楽しさを向上させるための必須アイテムをご紹介します。

 

牛乳パックのカットにも必須!万能「ブッシュクラフトナイフ」

牛乳パックのカットにも必須!万能「ブッシュクラフトナイフ」

パックのカット、ファイヤースターターを使う際のマグネシウム削り、フェザースティック作りなど、焚き火周りの繊細な作業には、切れ味の良いナイフが必須です。

おすすめ理由: 一つ持っておくと、牛乳パック活用術だけでなく、焚き火の効率が格段に向上します。特に入門用としては、切れ味が鋭くコスパの良いモデルが最適です。

 

 

キャンプの満足度が上がる「ファイヤースターター」

キャンプの満足度が上がる「ファイヤースターター」

 

牛乳パックの繊維は、マグネシウムの火花に非常に反応しやすいため、ファイヤースターターの練習台としても最適です。ライターに頼らない原始的な火起こしは、キャンプの醍醐味です。

 

 

おすすめ理由: 牛乳パックとセットで使うことで、火起こしのスキルアップと、ブッシュクラフトの達成感を味わえます。

 

 

「無料」から「エコ&プロ仕様」なギア

【アップグレード】「無料」から「エコ&プロ仕様」へ!代替品

 

牛乳パック活用術に慣れたら、次はより本格的な環境配慮アイテムへのアップグレードを考えてみましょう。

 

エコでおしゃれな「木製折りたたみまな板」

洗浄の手間をなくす「木製折りたたみまな板」

 

何度も洗って使える、折りたたみ式のカッティングボードです。牛乳パックと同様に薄く、荷物になりません。抗菌素材のものを選べば、さらに安心です。

 

 

 

雨の日でも強力な「天然素材着火剤」

雨の日も安心の「天然素材着火剤」

 

牛乳パックは湿気に弱いですが、天然素材の着火剤は水濡れに強く、確実に火をつけたいときに重宝します。

 

 

 

【まとめ】牛乳パックを活用して、賢く楽しいキャンプライフを送ろう!

【まとめ】牛乳パックを活用して、賢く楽しいキャンプライフを!

 

牛乳パックは、0円で「まな板」と「着火剤」の2役をこなす、まさに最強の消耗品です。

日々の生活で出るものを工夫して活用すれば、キャンプ用品に際限なくお金をかける必要もなくなります。

 

ぜひ次回のキャンプやバーベキューには、開いた牛乳パックをそっと忍ばせて、賢くエコなアウトドアを実践してみてください。

 

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この記事を書いた人

東海地域に住む30代のパパブロガー。
趣味はキャンプ、釣り、山菜採取、天体観測などのアウトドア系がメイン。特にソロキャンプで焚火を見ながらラジオを聴くのが好きです。チェアリングやベランピングもやります。
週末はパソコン、タブレットでカフェ、キャンプ場でブログ書いたりしてます!

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