こんにちは、ユウタです。今年は新型コロナウイルスが世界を騒がせており、その影響で、3密を避けるために外出の自粛が必要です。
日本でも感染者は1万5,000人をこえ、政府は4月7日に緊急事態宣言を発令、その後、4月17日に全国に宣言を拡大し、5月7日以降も5月14日でいったん様子をみるとしながら、1カ月程度は宣言の延期が想定されるとしています。
日々、感染者は減少し、回復者は増加している状況、自粛モードの解除というように変化しつつありますが、それでもまだ予断は許さない状況です。
そんな状態なので、密を防ぐためにキャンプ場の利用も不可な場所が大半です。もちろんそれは仕方がないことですが、やはりアウトドア趣味者としてはキャンプをしたいところ・・・
そこで、最近新しく生まれてきたキャンプトレンドが「おうちキャンプ」!
おうちキャンプは自宅にいながらキャンプをするという、新しい形のキャンプです。この記事では、新型コロナウイルスで外出自粛の中でもキャンプを楽しむための方法について紹介します。
おうちキャンプとは?
おうちキャンプとは、キャンプ場へ行かずに自宅でキャンプ、デイキャンプを行うという近年になって新しく生まれたキャンプスタイルです。
おうちキャンプには、ベランダキャンプ、お庭キャンプ、お部屋キャンプ、屋上キャンプといったように細かく分けることができます。
また、ベランダ+グランピング(グラマラス(オシャレな)+キャンプ)をかけ合わせて、ベランピング(ベランダで行うオシャレなキャンプ)もできたりします。
キャンプが当初に流行った頃(1980年後半~90年前半)は、家族でキャンプ場へたくさんの荷物を車に積んで出掛ける、といったスタイルが主流でしたが、最近では手軽に近場でサクッとキャンプ、といったスタイルが広まりつつあります。
また、最近では新型コロナウイルスの影響で不要不急の外出を避けなければなりませんし、学校の休校などにより、子どもは普段から家にいなくてはならず、ストレスもたまりがちです。
そんな時にも、家の範囲内でアウトドア気分を味わうことのできる「おうちキャンプ」は、まさに最近のトレンドだといえます。
色々なスタイルでおうちキャンプを楽しもう!
住んでいる場所やスタイルによって様々なおうちキャンプを楽しむことができます。
ベランダや庭がある一軒家であれば、ベランダキャンプやお庭キャンプ、マンションで庭が無ければお部屋キャンプ、屋上があれば屋上キャンプを楽しむことができます。
色々なおうちキャンプを紹介します。
お部屋キャンプ
一番、手軽なキャンプがこの「お部屋キャンプ」。そのまま家の中でキャンプをするという、生活とキャンプを一体化させたスタイルです。
部屋の中にテントをつくってその中で寝ることもできますし、ハンモックをつくって寝ることもできます。
料理もキッチンでつくってそのまま、部屋の中で食べることができ、片付けも非常にラクなのがよいところ。
部屋の中にテントを作ってその中でキャンプを楽しむか、部屋全体をコーディネートしてキャンプ気分を味わうか、それぞれのコンセプトで楽しみましょう。
お庭キャンプ
一軒家で庭がある人は「お庭キャンプ」を楽しむことができます。お庭キャンプはおうちキャンプの中でも最も、通常のキャンプに近い形態を持っています。
少し広めの庭であれば、通常のキャンプサイトの区画と同じような広さを確保して、テントやテーブル、チェア、地方で近隣の住居と十分な距離があればグリルを出すことができます。
チェアではなく、レジャーシートを出して、ローテーブルでランチを食べる形態でも楽しむことができます。
ただし、注意が必要なことは、お庭キャンプは居住区域のオープンスペースで楽しむことになるため、近隣への騒音などに気を付けなければなりません。また、グリルなどで煙、脂が出ると、近隣で洗濯で干してある衣類に付いたり、窓を開けている場合に家の中に入ってしまう危険があります。
焚火なども廃棄物処理法、自治体条例により、一部の例外規定(宗教上のもの、農業による雑草の燃焼など)を除いて禁止されています。
近隣の迷惑にならないように、大声を出さない、料理はキッチンで作って外に持って行くなど、注意をするようにしましょう。
ベランダキャンプ
ベランダキャンプは、マンションなどでも楽しむことができます。ただし、お庭キャンプに比べるとスペースに限りがあるので、使うギアは、テーブル、チェアを基本としたものになります。
いつもの室内でのご飯+αでアウトドア気分を楽しむことができます。
ソロや2人程度で楽しむのが基本になることが多いので、ランタンを出して雰囲気をだしたり、シングルバーナー+メスティンでキャンプ飯をつくるとより楽しむことができます。
お庭キャンプと同じように、近隣への騒音には注意が必要です。特にマンションなどの集団住宅で行うことが多くなるので、騒音にはより注意しなければなりません。
屋上キャンプ
一軒家などで屋上がある人は、屋上キャンプを楽しむこともできます。屋上キャンプの良いところは、音が上に逃げるので、お庭キャンプやベランダキャンプに比べると近隣への騒音問題が少し弱くなるところです。
ただし、オープンスペースであることには変わらないので、しっかりと注意はしましょう。
屋上キャンプは、ある程度の広さの確保が可能なので、テントをつくって宿泊することも可能です。
ただし、ペグなどの打ち込みができないので、万が一、テントやその他ギアが風に舞って、近隣の家に当たったり、場合によっては人に当たると非常に危険なので、注意しましょう。
テントやパラソルなどをたてる時は、風で飛ばないよう、重りなどでしっかりと固定しましょう。
おうちキャンプを楽しむためのポイント
おうちキャンプを楽しむためにポイントを紹介します。ポイントを押さえて、よりおうちキャンプを楽しみましょう!
大部分にキャンプ専用ギアを使う
おうちキャンプには、必ず道具の大半をキャンプ専用のギアにしましょう。日常のテーブル、チェアではなくキャンプ用品を活用することで、雰囲気を盛り上げることができます。
料理にはスキレット、ダッチオーブン、メスティンを活用する
おうちキャンプで食べる料理にはスキレット、ダッチオーブンを活用しましょう。スキレットでアフィージョをつくったり、ダッチオーブンで煮込み料理をつくっても楽しめます。
メスティンでポトフ、パスタをつくったり、ホットサンドメーカーでホットサンドをつくっても雰囲気が出ますよ!
オシャレ(グランピング)要素を取り入れる
おうちキャンプで通常のキャンプで差別化を図るには、グランピングのオシャレ要素を取入れましょう。
キャンプへは持っていききれないギアもおうちキャンプでならすぐに用意が可能。重量のある土台式のハンモックや、リクライニングキャンプチェア、暖色系のLEDランタン、カラフルなカトラリーなどを使うと楽しめます。
ガーランドで飾りつけをするのも楽しいですよ。
自然・焚火のBGM、プロジェクターで焚火の風景を映す
昼間はスマホなどで自然の音をBGMで、夜は焚火の音をBGMで流すととても雰囲気が出ておススメです。
焚火のBGM+実物の暖色系ランタンなんかもいいですね。
少し凝る人は、自然の音のBGM+焚火の動画をプロジェクターで流すと最高に楽しめますよ。
☟の動画はリアル焚火動画で音も良く入っていて、普段聞いているだけでも楽しめますよ。
おうちキャンプを楽しむためのアウトドアギア
おうちキャンプを楽しむためにおススメなギアを紹介します。
ワンタッチ式テント
おうちキャンプでは手軽さが重要です。テントにはワンタッチ式のものがおススメ。実際のキャンプでは強度が心配だったり、重さが気になりますが、おうちキャンプであれば、すぐに準備ができるうえ、持ち運びの手間も少ないので、ワンタッチ式がベストです。
ロースタイルチェア
チェアは、おうちキャンプではグランピング要素を取り入れた、オシャレなロースタイルチェアがおススメ。特にお部屋キャンプの場合は、天井もあるので、ローチェアで空間が広い雰囲気を出しましょう。
深く腰掛けながら、ゆったりとグランピング気分を味わうと、いつもと違う雰囲気を味わえます。
ローテーブル
ローテ―チェアに合わせてローテーブルがおススメ。また、グランピング要素を取り入れて、オシャレなものがおススメです。
ランタン
ランタンは、アンティークで暖色系のグランピング要素のあるランタンがおススメです。また、室内、居住区域でのキャンプのため、ガスやオイル系ではなく、LEDランタンを使うようにしましょう。
スキレットなどの調理器具
おうちキャンプには積極的にキャンプ用の調理ギアを使います。キャンプ用のギアを使うと自然と料理もキャンプ飯になるので、キャンプギア+キャンプ飯で雰囲気も高まります。
スキレット、ダッチオーブン、メスティン、ホットサンドメーカーなどがおススメです。
上記のうち、メスティン以外はIHでも使える製品があるので、自宅がIHで、通常のキャンプ、おうちキャンプの両方を楽しみたいと考えている方はガス・IH兼用を購入しましょう。
特にホットサンドメーカーは杉山金属のIH対応 ホットサンドメーカー 「サンドdeグルメ」 が、IHでも使え、ホットサンドの端がしっかり閉じてかつサクッとなるので非常におススメですよ!
カトラリー
カトラリーは少しカラフルで、オシャレなものがおススメ。特におすすめはイケアのカトラリー。カラフルで軽く、オシャレなので通常のキャンプやBBQ、ピクニック、運動会などのイベントなどでも活躍しますよ。
プロジェクター・Bluetooth スピーカー
おうちキャンプをしながら、自然のBGMやプロジェクターで焚火の動画を映すと、よりキャンプの気分を味わうことができます。
冬にお部屋キャンプで夏の雰囲気を出すことも可能です。
プロジェクターやスピーカーがあるとおうちキャンプの面白さが倍増しますよ。
#おうちキャンプ を広めよう!
おうちキャンプは、自宅にいながらキャンプを楽しむことができるという新しいキャンプスタイルです。
特に、今年のような新型コロナウイルスの影響で外出の自粛という時にこそ、家にいながら家族で楽しむことができるという形です。
また、日本はこれまでのお金を使って余暇を楽しむというスタイルから、既にあるもの・お金をかけないもの・健康的に余暇を楽しむというスタイルに変わりつつある中で、その代表的なものがキャンプなどの自然を楽しむアウトドアであり、さらに一歩進んだものが「おうちキャンプ」であるように感じます。
こんな時代からこそ、「おうちキャンプ」をTwitter、Instagram、FacebookなどのSNSで
#おうちキャンプ
を広めて、世の中に浸透していくと面白いのではないでしょうか。
本日の記事は以上になります。最後まで読んでいただいてどうもありがとうございました。
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